労災かくしの排除について(労働局)
広島県商工会連合会
このことについて、広島労働局より周知の依頼がありました。
これは、広島労働局管内の最近5年間の「労災かくし」年間送検件数が、平均5.4件(5年間で27件)であり、全国の平均2.1件を大きく上回っており、特に平成30年においては、発生件数9件と大幅に増加したこと等から、周知の徹底がお願いされたものです。
「労災かくし」は、発生事業場の再発防止対策が講じられないばかりか、状況が正確に把握できなくなることにより、行政による労災再発防止対策が的確に講じられない等、労働環境改善を大きく阻害することにもなります。また労災補償面においても、被災者が本来受けるべき補償を迅速に受けられない等の弊害が出てきます。
「労災かくし」を排除するため、添付のリーフレットをご覧いただき、見えやすい場所に掲示するなど、本件へのご理解・ご協力をお願いします。
■リーフレット
広島県商工会連合会
総務課 平野