経営革新事例 エレファント・スウィーツ
会社名 | エレファント・スウィーツ |
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代表者 | 岡 直子 |
住所 | 広島県廿日市市吉和1585-24 |
TEL | 0829-40-3074 |
経営革新承認 | 平成22年10月 |
創業の経緯
エレファント・スウィーツ代表の岡 直子さんは、平成14年、当時世界のベスト10に取り上げられたカナダ在住のドイツ人シェフの下で2年間の単身修業を積み平成16年8月に23歳という若さで長年暮らしてきた地元吉和の冠高原にこだわりの洋菓子製造小売店をオープンさせ、経営は順調に推移していました。 ところが近年の経済環境の大きな変化や急激な吉和地域への観光入込客数の減少などが要因で、これまで順調だった業績は下降傾向。そんなさなか結婚、妊娠と人生の転機も訪れました。
商工会との関係
「今の仕事でもう一踏ん張りしなければ!」との思いから佐伯商工会に相談。「地元食材の活用と手作り食品の提供で地域に貢献すること」という開業当初の経営理念とお客さんから多く寄せられる「コーヒーが飲めると良いのに」というニーズを基に専門家と商工会職員がサポートしながら、地元食材を使ったランチメニューや、もちろんこれまでも人気だった“こだわりスウィーツを食べることのできるお店作り”を目指し、事業計画の作成と同時に店舗改装の計画も進めていき、平成22年10月に広島県より『地元「旬」食材を活用した飲食機能の強化と複合サービスの提供』をテーマに、経営革新の承認を受けることが出来ました。 そして、元気な男の子の出産とWの喜び。計画承認後、早速店舗改装の準備を進めるも、大雪による工事の遅れに加え、3月11日の東日本大震災の影響もあり、当初目指していた3月上旬のオープンから遅れること約2カ月が過ぎた4月29日、ようやくオープンすることが出来ました。
今後の取組み
木造の明るい店内には、テーブルイス席と趣のある和室の計18席に加え、開放感のあるテラスにはパラソルを備えたテーブル席が計8つ。営業時間は、10時から18時半まで。今後は自家栽培の野菜を中心にしたメニューを開発し提供していく予定です。
広島県商工会連合会
広島県商工会連合会
地域振興部地域振興課