経営革新

経営革新事例 【妹背製菓  代表 伊藤彰二 】

20040811-094707-1-

【地元料亭と連携した「和みのお菓子」のブランド化】

会社名 妹背製菓
住所 広島県佐伯郡大野町原2丁目2-17
TEL 0829ー55‐0161
経営革新承認 平成16年6月

経営革新取組の動機

 当社は明治45年創業、和菓子を製造販売。現在の代表で4代目である。業歴の長い和菓子店であり、以前からファンの多かった当店オリジナルの「最中」や「きんつば」があるものの、一般顧客への自社ブランドの確立には至っていない状況にあり、当店の最も得意とする和菓子の特色ある商品開発・ブランド化が大きな課題となっている。
 現在、近くの観光地「宮島」ゆかりの大河ドラマ構想や、宮島口商店街活性化事業の「お菓子の通り」づくりの構想等和菓子は潜在的な需要が見込める状況にある。この機会を活かし、自社商品のブランドの確立と加工技術の導入・ネット販売事業の展開により、経営の革新を図ることとなった。

取組内容・支援内容

 中小企業診断士の江川雅典先生と大野町商工会岩田経営指導員の支援により、「自社ブランドの再構築」を主体にした経営計画の策定を行った。
 今後の事業所の発展性を考えた場合、経営理念・経営目的を再確認・決定し、事業所全体の経営資源を余すことなく使うことで道は開けてくると確信し、時間をかけてヒヤリングを行い、企業目的を「お菓子のおいしさの旬を提供する」に決定した。 経営理念・企業目的を踏まえ、経営革新のテーマを「地元料亭と連携した「和みのお菓子」のブランド化と急速冷凍加工技術を活用したネット販売事業の展開」と設定し、平成16年5月に経営革新支援法の革新計画承認申請書を提出、6月に県知事により承認された。
 現在取引している地元有名料亭と連携して、食文化にこだわりを持つ顧客をターゲットに、「和み(なごみ)」ブランドの和菓子の商品を開発する。その上で、急速冷凍技術の導入と、お客様用解凍レシピの作成により、製造から「旬」を食するまでの商品供給システムを構築し、広範囲な情報ネットによる販売を展開していく。

取組のメリット

 ①漠然とした思いはあるものの経営理念を言葉として具現化していなかった。今回経営理念を明確化したことにより、企業目的・経営方針が定まり思いきった判断をすることができた。②当社は業歴の長い老舗和菓子店であるが、現在に至るまで店舗を運営する計画は商品製造計画だけにとどまっていた。今回、商品開発・製造・販売計画を策定することにより、3年後、5年後の姿を描くことができたことが取組のメリットである。
 今年度中の新商品の開発、2年後のブランド確立、3年後の提供システムの確立を目指して革新計画を実施していく予定である。

※掲示内容は、創業・経営革新の事例紹介で、HPアップ時のものです(’04.8)

広島県商工会連合会
支援センターコーディネーター 木村武則

このサイトを広める