経営革新

経営革新事例 吉田建設株式会社

20050704-155408-1-

【茅葺き屋根維持管理事業の展開】

会社名 吉田建設株式会社
住所 広島県山県郡豊平町志路原1799
TEL 0826-83-1078
経営革新承認 平成17年2月

経営革新取組の経緯

 当社は昭和33年から北広島町豊平で土木、建築、とび・土工、管工事の事業を行っている。これまで高度成長の中で公共工事等により業績を上げてきたが、近年長期的な景気低迷や公共工事の減少等により、売上・利益共減少傾向にある。
 吉田社長は、建設業を取り巻く厳しい環境を乗り越え、経営基盤を確立するため、自社の経営資源を活かした新事業・新分野への進出を模索していた。平成16年8月に山県東部商工会広域センター主催の「経営革新セミナー」に参加し、経営革新計画の策定に取り組むことを決意した。

取組内容・支援内容

 中小業診断士の松浦由浩先生と豊平町商工会の清水経営指導員の支援により、当社の強み・弱み及び当社を取り巻く環境の分析を行い自社のとるべき方向を検討した。その結果、現在の建築業との相乗効果が見込める、「茅の生産・販売と茅葺き屋根維持管理事業」を展開することを決定した。
 高い技術を持った萱葺き職人や建築家等とのネットワーク化による萱葺き職人の育成を図るとともに、荒廃した休耕田や里山を活用した良質の茅材の生産体制を構築する。また萱葺き屋根のメンテナンスや萱葺き茶室を配した日本庭園の設計・施工事業への展開も進める。
 平成17年1月に県に経営革新計画の承認申請書を提出、2月に県知事の承認を受けた。

経営革新取組のメリット

 ①専門家・経営指導員の支援による自社の強み・弱みの分析により自社の方向性が明確になった。②漠然とした事業の思いを具体的な経営計画書に纏めることにより計画が目に見える形となった。③中・長期経営計画の作成により3年後・5年後の自社の見通しを持つことができた等があげられる。

 茅の生産・販売体制の確立、茅葺屋根の維持管理事業への進出、茅葺建築の設計・施工体制の確立、IT化へ対応した体制づくりにより革新計画を実施していく予定である。

(シニアアドバイザーセンター)
※掲示内容は、創業・経営革新の事例紹介で、HPアップ時のものです(’05.3)

広島県商工会連合会
木村武則

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