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美味しいポン酢ができました(三次市作木町)

[無添加にこだわった、女性部員手づくりの天然柚子果汁100%使用の“ゆずポン酢”]

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手づくりのラベルを貼った女性部自慢の一品

 三次市作木町の作木商工会女性部が先月末に売り出した、地元産の柚子を使った“ゆずポン酢”が人気を呼んでいるようです。同女性部が手づくりしたゆずポン酢は、無農薬の柚子果汁を使った無添加のポン酢で、昨年度の“備北地域広域商工会女性部活性化事業・一商工会女性部一品”で企画開発されたもの。農家の庭先などで収穫されないままの柚子を特産品の開発に生かそうと、一昨年11月から試作開発を始めて今年3月に商品化に成功しました。春に作った200本は約2週間で売り切れるなど、その味は地域で評判に。地元の特色を生かした特産品のブランド化を推し進めようと、同女性部では柚子が収穫期を迎えた先月上旬から新作の生産を開始。収穫から加工まで一貫した手作業で計1,300本を作り、先月27日から本格的に売り出しました。

 女性部員らは農家の庭先などに実った柚子を3日かけて収穫。約3,000個計315kg分の柚子を集め、皮の苦味が出ないように一つひとつ丁寧に手で絞って完全生絞りのポン酢を作りました。減塩醤油やみりん、お酢を加えて独自の味付けをし、化学調味料などの添加物は一切使っていないポン酢は、「豊かな香りとさわやかな酸味が楽しめる一品」と同商工会経営指導員の井上憲さん。

 ラベルやボトルのデザインは一新し、ラベルにおすすめの食べ方を記載。生野菜サラダのドレッシングソースやお刺身の醤油代わりとして利用できるほか、焼肉のタレ、天ぷらのつけダレとしても美味しく食べられるようです。おすすめメニューとして、女性部員らが考案したほうれん草と豚肉のしゃぶしゃぶも紹介されています。「記載した以外にも用途はさまざま。より美味しい食べ方があればぜひ教えて」と、井上さんは消費者の声を今後の商品改良に生かしていきたいと話します。

 町内の川の駅常清や小売店で販売するほか、ひろしま夢ぷらざでも販売を行います。価格は200ml入り420円。柚子のさわやかな香りと酸味が食欲をそそる、天然柚子果汁100%の美味しいポン酢をみなさんもぜひ味わってみてください。

●お問い合わせ/作木商工会 TEL(0824)55-2124
●お問い合わせ/ひろしま夢ぷらざ TEL(082)544-1122

(2005-12-03-A)

むらおこし特産品コンテストで優秀賞(呉市豊浜町)

[一本釣りした新鮮なタチウオを冬場の寒風に一夜さらした、“干しの王子タチ”]

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タチウオを丸ごと1匹使った一夜干し

 全国の商工会地区のむらおこし事業で開発された特産品を審査する、全国商工会連合会主催の「むらおこし特産品コンテスト」で、今年度の優秀賞『中小企業庁長官賞』(食品部門)に呉市豊浜町の“干しの王子タチ”(タチウオの一夜干し、商標登録出願済)が選ばれ、今月25日(金)から東京で始まる「ニッポン全国むらおこし展」で表彰が行われます。同賞は、瀬戸田町の“瀬戸田浜子鍋せんべい”が受賞した最高賞の『経済産業大臣賞』に次ぐもので、今年度の同コンテストでは広島県が上位を占める結果となりました。県内特産品の同賞受賞は、平成元年度に大崎上島町大崎地区の“鯛の奉書焼き”が選ばれて以来。

 商品を作っているのは、豊浜町の女性加工グループ“オレンジシーガルズ”。平成5年に結成され、現在5人のメンバーがうどん、海藻、魚の3つの班に分かれ、内浦地区の水産加工場を拠点に加工産品を作っています。グループ名は、特産のみかんと港に集まるカモメから付けたもの。干しの王子タチは魚班が作る島の特産品で、大崎下島の沖合いで一本釣りしたタチウオをそのまま一夜干しにしたもの。平成6年から商品化に取り組み、試行を繰り返し、約2年かけて独自に開発しました。ようやく商品が売れ始めたのは5年前くらいから、と振り返りながら、グループ代表の西明早苗さんは「どうしようかいの!」と今回の受賞に驚きを隠せない様子。

 釣ったタチウオをその場で背開きにして骨抜きし、水分を切った後、冬場の寒風にさらし干しして真空パックにしています。余分な味付けは一切せず、「必要以上に甘くも辛くもない、自然そのままの味」と魚班の西宮勝子さん。魚の鮮度はもちろん、自らタチウオ漁に出る西宮さんがいちばん気を配るのが、寒気による冷風乾燥。商品づくりは11月から2月までの冬期限定で、「空気が暖かいと乾かない。かといって乾き過ぎてもダメ。最良の半生乾きの状態にするには、寒風にさらすのがいちばん」と西宮さん。船上で下処理し、氷で冷やしておいたタチウオを港に戻って夕方6時ころから干し始め、風が強い日には早朝5時ころ、風が弱い日には朝8時ころに取り込むようにしていますが、「冬場になると、夜は眠れないくらい風のことが心配」と苦労をのぞかせます。受賞を聞いて、「寒いなか、がんばっていて良かった」と喜びを表す一方で、近年漁獲量が激減し、思うように商品が作れないことが大きな悩みのよう。とくに今年は、日に数本しかタチウオが揚がらない日が多いといいます。今回の受賞でより希少価値が高まることにもなりそうです。

 天然の調味料、海水の塩味がほど良く効いたタチウオ1匹丸ごとの干しの王子タチ。あぶるだけで美味しく、ご飯のおかずやお酒のおつまみにも最適です。1尾1袋税込みで420円。町内の商店で販売しているほか、電話またはFAXで申し込めば宅配も可能です。みなさんも一度、素材そのものの味を生かした一夜干しを味わってみてはいかがですか。詳しくは、商工会までお問い合わせください。

●お問い合わせ/豊浜町商工会 TEL(08466)8-3366

(2005-11-07-A)

豊かな住民生活を目標に電話帳づくり(三原市大和町)

[15人の青年部員が1年半をかけて、生活圏に即した電話帳を作成]

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 地域住民のニーズを反映し、地元に密着した有益な情報を提供しようと、三原市大和町の大和町商工会青年部が“電話帳づくり”に取り組んでいます。電話帳づくりは同青年部が代々、地域住民への慈善事業の一環として行っているもので、改版するのは6年ぶり。旧大和町が同市と合併する方向に進んでいた昨年4月、電話帳の作成事業を開始。旧大和町内を収録対象とし、地元の事業所の業種別検索が簡単にできるなど、生活圏に即した電話帳を発行することで、合併後の住民生活の利便性を向上させるのが狙いです。

 電話帳はA4版2色。NTT西日本のタウンページの情報をもとに、住民約2,000世帯と法人約500社を掲載しています。“衣食住”“健康”“学ぶ”など、法人データは9業種に分類し収録。約50ページにわたる詳細な地図も掲載。地元のどこにどのようなサービスを提供する事業所があるのかといったことや、日常生活に関わりの深い施設などを地図で分かりやすく紹介するなど、情報の充実を図っています。週末にでき上がった製版前のサンプルを手に、「地域住民の生活に密着した便利な情報の提供を行うため、読んでもらえる電話帳づくりを意識した」と話すのは、同青年部の竹岡健也部長。法人データにカテゴリーを設けて、会社概要やサービス内容を分かりやすく整理したのもそのため。「たとえば自分の事業所について、近所の人たちは意外に知ってくれていない」と竹岡部長は地域の実情を説明。「地元にある事業所の業務内容を知ることは、生活の利便性の向上につながるはず」といい、電話帳をより良い暮らしに役立ててほしいと話します。

 賀茂台地周辺を主な生息地とする貴重な蝶、ヒョウモンモドキの絵をはじめ、表紙や裏表紙には地元の小学生たちが描いた地元の風景画などを掲載。同青年部では3,000部を作成し、12月中旬を目途に地域の全戸に無料配布することにしています。

 電話帳づくりには15人の部員が参加。1年半にわたる作成事業を通して、「連帯感や団結力が高まったのも大きな成果」と竹岡部長。近年、定例会などに参加する部員の数は減り、部としての活動もあまり盛んではありませんでした。事業開始後、定例会を定期的に開催し、部員らも主体的に参加するように。結束が固まり、他町のイベントに部を挙げて参加協力するなど、新しい動きも出てきたようです。「部のまとまりが悪く、周辺の青年部からは良いイメージで見られていなかったと思う」と竹岡部長は振り返り、「組織としてのまとまりができた今、自分たちを見てくれる目が大きく変わったようだ」と誇らしげに話します。

 より豊かな住民生活を実現しようと、率先して部員をリードしてきた竹岡部長。手にしたサンプルを目にして「分厚いな」と感想をもらし、長い時間をかけた事業からの解放感もあってか、「これでようやく一段落かな」とほっとした表情を見せてくれました。

●お問い合わせ/大和町商工会 TEL(0847)33-0321

(2005-10-04-A)

情報コーナーがリニューアル(ひろしま夢ぷらざ)

[来店者の目線に立った情報提供をめざし、県内の市町が情報発信するPR席を新設]

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PR席で来店者の相談に応じる呉市の職員

 中区本通の市町村情報センター、ひろしま夢ぷらざの「情報コーナー」が今月29日、リニューアルしました。店内の対面カウンターをローカウンターにして着席できるようにするなど、来店者の快適性を向上。店内奥にあった「田舎ぐらし相談コーナー」を併設させ、広島の田舎暮らしの魅力を伝える機能をもたせました。

 県内各地の観光情報などを提供する情報コーナー、県内の田舎暮らしに関する情報提供を行う田舎ぐらし相談コーナー、美術館やコンサートのチケットを販売するチケットコーナーの3つで構成。これまでは、高いカウンター越しに立って話をする窓口対応。これを店舗の客層に合わせ、来店者が座って観光案内や地域情報の提供を受けることができるようにしたのがリニューアルの目的。情報コーナーとチケットコーナーがもつ機能は従来のまま。来店客の目線に立ったサービスと情報提供を行うことで、コミュニケーションの強化を図り、顧客満足の向上をめざしていきます。

 新たに併設した田舎ぐらしコーナーは、従来の機能に加え、市町窓口担当者のPR席としても活用。各市町の観光担当課や観光協会、関係団体などが広島市民によりリアルタイムな情報を発信できる場を、夢ぷらざが同コーナーを生かして提供していきます。初日の29日には、改装で新しく用意されたPR席で、呉市の職員2人がパンフレットなどを並べて市の魅力を来店者らにアピール。同市での定住を促進するため今年4月に設置された住宅課定住対策室の職員が、同市のセールスポイントなどを訪れる人に説明しました。同室の盛池尚教室長は、「外へ出てのPR活動は初めて」と話し、「一人ひとりのニーズを把握しやすい。それを今後の具体的な施策に結びつけていきたい」とPR席での活動に好感触を得たよう。「気候が温暖で過ごしやすく、医療施設も充実。街もあれば海や山の魅力も楽しめる。呉は多彩なライフスタイルが可能」と同市の良さをさかんに呼びかけ、今後も機会があれば夢ぷらざでのPR活動を行いたいと話していました。

 夢ぷらざ名物の店頭イベントとPR席をリンクさせ、相乗効果を高めたいと話すのは、同店の倉岡達志所長。県内の各種団体が実施する店頭イベントの期間中に、その市町のPR席を設置。地域の物産と知りたい情報を同時に得ることができれば、来店者はもちろん出店者にとっても有益なこと、と倉岡部長。「来店者だけでなく各市町の方々にも今後、新装なった情報コーナーを大いに活用してほしい」と呼びかけます。

●お問い合わせ/ひろしま夢ぷらざ TEL(082)544-1122

(2005-09-13-A)

新しい商業拠点が誕生(安芸高田市向原町)

[向原駅ビル1階に地域の日常支援センター「向原駅ビル ラポート」がオープン]

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河合衆議院議員、西川会長らがテープカットしてラポートの誕生を祝った

 安芸高田市向原町のJR芸備線向原駅ビル1階に今月23日(金)、空き店舗を活用した商業施設「向原駅ビル ラポート」がオープンしました。市が約800万円で改装し、向原町商工会が管理運営する公設民営施設で、地元会員がフードショップとフラワーショップ、喫茶軽食の3店を出店。同商工会は特産品直売所や観光情報コーナー、ギャラリーなどを設置し、集客力の向上や魅力あるにぎわいの拠点づくりを図ります。午前10時からオープニングセレモニーが開かれ、河合克行衆議院議員、児玉浩県会議員、西川佚夫商工会長など5人がテープカット。地元の日之進太鼓の演奏、県民踊グループの踊り込みがオープンに花を添えました。

 テナント出店した“フードショップたけだ”“フラワーショップふじわら”は、ともに向原町商店街からの移転。「ラポートで新たな再出発を」と意気込みます。

 フードショップたけだは、生鮮食料品のコーナーを広げて、対面コーナーを効果的に配置。「既存のお客さんが何より大切。いかに喜んでもらえるかを考えた店づくり」と竹田隆代表。消費者とコミュニケーションをさらに深め、精肉や鮮魚、惣菜など鮮度の高い商品の提供をめざします。「地域のみなさんの冷蔵庫代わりでありたい」がこれからの目標。生活用品や食料品の品ぞろえも充実。身近な消費者のニーズに応え、地域住民の暮らしに役立つ、利便性の高い店舗運営を図りたいと竹田代表は話します。

 フラワーショップふじわらは、移転オープンと同時に軽食喫茶“ふじわら”の営業をスタート。「商店街に食事のできる場所がない不便さを感じていた。商店街活性化のため、採算度外視で新たなチャレンジを試みた」と藤原香代子代表。開店にあたり、商工会から店舗設計や運営方法などの支援を受けました。店内に10席ほどのカウンターとテーブル席を設け、うどんやコーヒーなどを提供します。新店舗の運営に不安な様子はなく、「魅力ある商店街づくりに一役買いたい」と藤原代表は張り切ります。リニューアルしたフラワーショップでは、母娘二人三脚で協力し、若い感性を生かした店づくりで新たな顧客を狙いたいと話します。

 特産品直売所では、地元農家が生産した野菜などの農産物を販売。吉田町の竹炭、八千代町のかずら、高宮町のユズなど市内各町の特産品も豊富に並びます。観光情報コーナーには、市内の観光パンフレットを各種用意し、休憩所も開設。ギャラリーでは、絵画作品を中心に写真、パッチワーク、キルトなど、市内のアマチュア創作家の作品を月1回の展示替えで紹介していきます。同商工会の正田建二事務局長は、「ラポートをにぎわいのある新しい商業拠点とし、市の玄関口をより魅力的なものに」と意気込みを語ります。営業時間は午前9時から午後7時30分(特産品直売所は午後5時まで)。定休日は第1・3日曜日。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227
●お問い合わせ/向原駅ビル ラポート TEL(0826)46-3310

(2005-09-09-A)

わがまちの元気な企業(安芸高田市向原町)

[(有)向原ゴム工業所-自動化機器の開発で、作業工程の改善や生産性、品質の向上を実現]

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自ら開発した自動化機器でテープ貼りを行う今畑さん

 安芸高田市向原町坂にある(有)向原ゴム工業所は、昭和44年設立の小さな町工場。西川ゴム工業(株)の協力工場で、自動車部品、用品の製造が主柱。従業員は33名。山あいののどかな農村風景が広がる中にある町工場は近年、作業工程の自動化などで生産性を飛躍的に高めるなど、職場環境の改善により革新的な業務成果を上げています。同社代表取締役で向原町商工会の会長でもある西川佚夫社長は、工程改善により生産能力が向上したことで、「多くの受注があり忙しい毎日。従業員も足りない」と誇らしげな笑み。西川社長には今、ひとつの希望が。自社の発展のみならず、自社のもつ工程改善の技術とノウハウを同業の中小企業者に広く提供し、業界全体の活性化を図りたいと西川社長は考えています。

 同社の工程改善の実現に尽力したのが、西川社長の誇りでもあるという従業員の今畑久昭さん。今畑さんは、昭和38年に西川ゴム工業入社。生産管理に関わる業務に39年間携わった後、2年前に同社へ。同社に来てすぐ、今畑さんは手作業の繰り返し工程をできる限り自動化することに着手し、現場の実情に即した自動化機器を次々に開発。現場の不便、不都合な箇所をつぶさに見て取り、従来の作業工程を自動化機器によりそのまま再現することで、製造リードタイムの大幅な短縮を実現しました。

 今畑さんがこれまで開発したのは、車のドアや窓周りに付いている帯状のゴム製防水部品、ウェザーストリップの両面テープ貼りを自動化する機器。従来、ベテランが三角定規を使って位置決めをしていたゴムの裁断、穴あけを自動化する機器など。精度の高いゴムバリ取り加工を可能にするハサミの研ぎ方を考案したり、今はハンダづけ作業の効率化を図ろうと、既存のハンダごての利用し、ワット数を高めて先端部の温度低下を防ぐこての改良に取り組んでいます。「まず便利を追求すること。今あるものを生かし、安全性を考慮して機器の開発に取り組んでいる」と今畑さん。頭に自然と設計図が浮かび、何をどう組み合わせればそれが形となるのかすぐに分かるといいます。「40年以上もやっていれば」と今畑さんは笑い、これまで開発した機器は1,000種類以上とこともなげに話します。

 今畑さんの開発した自動化機器は、製品品質の向上にも役立っています。ウェザーストリップのテープ作業では、2枚のテープを同時に正確に貼り付けることが可能になり、ゴムの裁断、穴あけ作業では、素人でも正確に位置決めができるようになりました。これまで手間のかかる手作業で行うしかなかった工程の改善に加え、1本1本の仕上がりにズレが生じることもなくなりました。テープ作業を行っていた女性従業員は、「以前は2時間かけてようやく20本。今は同じ時間で150本以上が正確に仕上がる」と喜び顔。「現場の意見にも耳を傾けることも大事。求められれば、さらにその上を発想する」と今畑さんは自信たっぷりに話します。

 自動化機器を活用してすぐれた製品を納品し、同社では昨年度、会社全員でクレームゼロも達成。西川社長は、今後もクレームゼロをめざすのはもちろん、「彼の能力を当社だけにとどめるのは惜しい。今、中小製造業にとっては厳しい時代。互いに生き残りを図るべき」といい、今畑さんの能力を生かし、工程管理の改善に取り組もうとする企業の力添えをしたいと話します。今畑さんも「望まれる間はずっと現役。作業機械の製作や改良のことなら何でも相談してほしい」と前向きです。

 「今畑さんに製造現場を見てほしい」と希望する企業は、向原町商工会までお気軽にご連絡ください。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227
●お問い合わせ/(有)向原ゴム工業所 TEL(0826)46-4211

(2005-09-05-A)

駅ビルに複合商業施設がオープン(安芸高田市向原町)

[商工会が地域の玄関口となる駅空間の活用に取り組み、地域交流の場を整備]

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駅ビルではオープンに向けた準備が急ピッチで進む

 安芸高田市の南の玄関口となるJR向原駅ビル1階に今月23日(金)、商業施設と同市の物産、観光の複合拠点となる「向原駅ビル ラポート」がオープンします。2年前から空き空間だった駅ビルの1階スペースを商業施設として活用し、中心市街地の活性化とにぎわいの再生を図ろうと、地元の向原町商工会が1年前から計画していたもの。店舗は、会員が出店する3つのテナントと特産品直売所、観光情報コーナーなどで構成。オープンを間近に控え、工事が急ピッチで行われており、「向原に活気と消費を取り戻す」と、同商工会では新たな町の顔となるラポートのオープンに期待を込めているようです。

 同商工会が駅ビル再開発の検討を始めたのは昨年9月。12名の委員で構成する“向原駅ビル活性化研究会”を立ち上げ、空き空間の活用策などを話し合い、開店については、本県連を通して平成16年度の「街おこし指導事業」を活用し、専門家による店舗設計などの指導を受けました。町内の全会員に出店を募り、新たなチャンスを探ろうと賛同した2店が参加。フードショップ、フラワーショップと喫茶軽食店がテナントとしてオープンします。

 地域の消費者の日常支援センターに位置づける一方で、同商工会では地元商店街の求心力の向上をめざし、地域交流の拠点としても機能させたい考え。“安心・安全・健康”をキーワードに、市内の特産品を展示販売するほか、「地元農家が毎日採りたての農産物を直売する」と同商工会の正田建二事務局長。生産者と消費者の交流の場を積極的に提供して、活気とにぎわいのある店舗運営を進めていきたいと意欲的に話します。パンフレットなども多数並べ、市内の観光施設、イベントなどの情報を幅広く発信、提供。正田局長は、観光の情報源としての利用も呼びかけます。

 今月20日(火)にプレオープンし、23日午前10時にオープン。オープニングセレモニーとして日之進太鼓の演奏があり、先着300名に粗品を進呈。福山市鞆の浦名産の珍味フェアの開催などが予定されています。営業時間は午前9時から午後7時30分。定休日は第1、3日曜日。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227

(2005-09-01-A)

インターネットネットラジオ局を開局(安芸高田市6商工会)

[ローカルな放送局をネット上に開局し、地元にこだわった情報発信で地域の活性化めざす]

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安芸高田もぶろぐ内で開局準備が進む、インターネットラジオ局“安芸高田もぶろぐラジオ”

 安芸高田市の地域情報ポータルサイト「安芸高田どっとコム」を運営する安芸高田どっとコム運営委員会が、同サイト内のブログサイト“ 安芸高田もぶろぐ”で、インターネットラジオ局の開局に向けた準備を進めています。同委員会では、ホームページ、ブログに次ぐ新たな手法で地域に密着した情報をより広範囲に発信し、地域や商工業の活性化を図りたいとしています。

 同委員会がめざすのは、24時間いつでも楽しめるインターネットラジオ。あらかじめ地域行事や住民活動など地域情報に関する番組をいくつか収録・制作し、音声ファイルをサーバーにアップロード。それをユーザーがダウンロードしてパソコンで聴取するというもの。同ブログ内に設けたラジオプレーヤーのMENUボタンをクリックし、番組を選ぶことで、いつでもどこでも好きな時間に放送を聴くことができる仕組みです。現在は他サイトの個人放送が、開局に向けたテスト放送として行われています。

 開局する“安芸高田もぶろぐラジオ”は、これまでにないやり方で各種地域情報を発信し、地域の活性化に貢献することが狙いのひとつ。さらに、「例えば、経営指導員の経営についての実践知識の提供や、研修会の内容を録音し番組として放送できたり、番組の間には地元企業の告知放送も行える。可能性は無限で、ラジオを通した経営改善の提案、企業のビジネスチャンス拡大などにも役立てたい」と、高宮町商工会指導職員で運営スタッフの菊野康司さんは、ラジオ局開局の目的を説明。ただ、今はたくさんのイメージがあり過ぎて、明確で具体的な方向性が定まっていない様子。開局を期待する地域住民からは、子ども向けの絵本の読み聞かせ番組の要望などもあったとか。いろんな可能性を模索しながら、まずはできることから始めたいと菊野さんは慎重に話します。

 同委員会では、JR芸備線甲立駅2階に“OPEN HOUSE”スタジオを開設。開局に向けた準備をここで進め、7月第2週からの放送開始をめざします。第1弾は、市内で活動するバンド紹介を兼ねた音楽番組を放送。その後、月1回程度の割合で1本約2時間の番組を収録・制作し、随時サーバに追加していく予定です。当面はまず、インターネットラジオの形を地域住民に示し、実際に運営を行いながら方向性を探っていくことになりそうです。「うまくいけば、必ず面白いツールになる」と菊野さん。“安芸高田”にこだわったローカルな地域情報を集めて発信し、ローカルな放送メディアとしての価値を高めていきたいと話します。

 同委員会では現在、安芸高田もぶろぐラジオのDJを募集中。プロ・アマ経験・未経験は問いません。われこそはと思われる方は、ぜひ挑戦してみてください。

【募集要項】
・原則として安芸高田市在住もしくは在勤者に限ります。
・募集人数:若干名(グループでの参加も可)。
・年齢:基本的に不問ですが、未成年者は保護者の方の同意が必要です。
・期間および時間:不定期で、月に1回程度約2時間の収録を行う計画です。

●お問い合わせ/高宮町商工会 TEL(0826)57-0296

(2005-06-15-A)
“安芸高田どっとコム”はこちら(もぶろぐへはサイト中段からリンク)

安佐地区広域ポイントカード9万枚突破(広島市安佐南区・安佐北区)

[抽選会も大盛況!5商工会が連携して昨年末スタートした「あさカード」が好調滑り出し]

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25日に行われた「あさカードWチャンスセール」の抽選会風景

 広島市安佐南区、安佐北区の5商工会(安佐町・可部町・祇園町・安古市町・佐東町)でつくる「あさカード会」では、地元小売店や地域の活性化を目指し、昨年12月から加盟店共通ポイントカード「あさカード」を発行。加盟店舗数は、個人スーパーや飲食店、理美容院、服飾販売店など現在約100店舗。スタートから半年で9万枚を発行し、加盟店や利用者の反応も上々です。カードは地域の加盟店が同会から購入して顧客に配布し、100円購入ごとに1ポイントを加点。満点(300ポイント)になると、300円の買い物券として利用できるシステムで、カード裏の記入欄に住所や名前などの必要事項を記入しておくと、買い物券として利用後のカードを対象にした抽選会などのイベントに参加できるという特典も。またこのカードの特徴の一つは、カードに「子供応援券」が付いている点。使用済みカードの一部分を切り取って専用シートに10枚貼り、各商工会に持参すると、シート1枚につき100円が地元の小中学校PTAや子ども会の活動資金として還元されます。県内では県連の「ぽっぽカード」や坂町商工会などでも同様の教育助成金システムが導入されており、地域に根ざした商工会ならではの取り組みとして評価が高まっています。

 あさカード会ではカード特典の一環として、4月中旬から1ヶ月間「あさカードWチャンスセール」を実施。期間中に満点カードを買い物券として利用した方の中から、抽選で1等満点カード20枚(6,000円)を100名、2等満点カード10枚(3,000円)を200名、3等満点カード4枚(1,200円)を400名にプレゼントしようという本イベントには、総計3,627件の応募があり、今月25日に抽選会が行われました。「予想以上の応募数に、カード導入の手ごたえを感じています。大型店の進出が相次ぐ中、地元の小売店とそれを取り巻く地域全体の活性化はどの地域でも大きな課題。1商工会ではできないことも、広域で取り組めば可能になる。カード導入はまだスタートしたばかりですが、一過性に終わらせず、地域ぐるみで盛り上げていきたい」とあさカード会の岡村理事長。『広域ポイントカード』という新たな取り組みがどのような効果をもたらすのか、今後もその動向に注目していきたいと思います。

●お問い合わせ/あさカード会 TEL(082)879-8399
<2005-05-5-B>

地域教育の活性化を支援-2(ぽっぽカード会)

[“ぽっぽ”の満点カードが地域の子どもたちの教育の充実に役立っています]

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 県内29の地域で現在導入されている商工会広域カード事業“ぽっぽカード”が実施する「教育助成制度」で、県内の各カード会では各地域の小中学校を対象にした教育支援活動への取り組みを今年度さらに継続させようと、昨年度に引き続き、満点カードの回収方法などに工夫を凝らしているようです。

 地域教育の活性化に貢献しようと昨年度、独自の取り組みで地元の小中学校に多くの助成費を交付したのは大柿町商工会。教育助成制度の仕組みは、満点カード使用時に指定小中学校名を記入して申し込むと、半期ごとに集計、配分し、それぞれの小中学校PTAなどの活動費として助成するというもの。「満点カードの買い物利用時に、学校名の記入がない例が意外に多い」と話すのは、同商工会経営指導員の沖元隆義さん。同商工会では、指定校名が未記入の満点カードが加盟店で使用された際、そのカードを無効とせず、加盟店がある学区の小中学校のPTA活動費に必然的に助成するよう各店に要請。各店に協力を呼びかけるのは、同商工会と加盟店の橋渡し役となる専属スタッフ。加盟店への指導やヒヤリング、情報の提供や伝達が主な業務で、商工会の代役として週1回各店を巡回訪問。積極的なポイント出し、教育支援への協力を繰り返し求めています。指定校名未記入の満点カードが買い物券などとして使用された場合、加盟店では店主らが消費者に代わり、各店が所在する学区内の校名をカードに記入。「加盟店も各地区の住民に支えられている。未記入だからと貴重なカードを無駄にせず、できる限りの地域貢献を」と話し、回収した満点カードは100%地域教育の活性化に役立てると沖元さん。同商工会では専属スタッフを通じた指導の徹底により昨年度、11万7,110円の助成費を5学区計5校の小中学校のPTAに交付しています。今年度も引き続き、独自の手段で昨年度を上回るという数字を挙げたいと沖元さんは意気込んでいます。

 多彩なイベント企画によって満点カードの利用範囲を広げ、地域の教育支援に大きく貢献したのは沖美町商工会。「人口減による児童生徒数の減少で、地元小中学校の統廃合も予想される。地元の子どもは通いやすい地元の学校でのびのびと過ごすのがいちばん」と話すのは、同商工会経営指導員の宇根川剛さん。セールイベントや優待・招待イベントなど、地元カード会は約2か月に1回の頻度でイベントを実施しています。宇根川さんは地元カード会と協力し、さらに若年層の取り込みを図ろうと、2年前からスポーツイベントを企画。満点カードを参加資格としたビーチボールバレー大会を開き、特定少数になりがちなイベント参加者の裾野を広げようと試みました。前回大会には100名を超える地域住民が参加。消費者のポイント収集意欲を高めるなどの効果もあり、満点カードの利用状況はいっそう良好に。昨年度、同商工会が地元の小中学校へ交付した助成費は、ぽっぽカード会加盟商工会で最高の16万7,820円。各学校の広報誌などでも商工会からの教育支援が掲載され、地域振興活動の一環として始まった教育助成制度は、広く地域住民にも知られることにもなりました。「地元の子どもたちが地元の学校で安心して学ぶためにも、積極的な支援を続けたい」と宇根川さん。今後も新たな仕掛けで満点カードの利用促進を図り、地域教育の活性化に貢献したいとしています。

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