セミナー・プロジェクト

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農業収支計画の方法をアドバイス(世羅郡3商工会、久井町商工会)

[世羅高原の農業生産者らに、収支計画の準備を進めてもらうための説明会を実施]

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 世羅郡3商工会と久井町商工会が合同で今月8日、甲山町の甲山町商工会館で、同地域の農業生産者らを対象にした「農業収支計画説明会」を開きました。現在、多くの農家の人は“農業所得標準”を目安として確定申告を行っていますが、この農業所得標準が順次廃止され、農家の人たちも平成16年分の確定申告(平成17年2月16日~3月15日)から収支実額計算によって申告することが義務づけられました。農業所得標準を用いて申告していた人たちが16年分の確定申告に備え、今から収支計算の準備を進めることが必要となったのを受けて、甲山町商工会が同説明会の開催を企画。収支計算による申告を推進し、農業所得標準で申告をしている人たちに記帳する習慣を身につけてもらおうと、他の商工会にも呼びかけて実施の運びとなりました。また、地域の農業者生産者らを支援することで、会員増強を図りたい考えもあったようです。

 甲山いきいき村、四季園にしおおた、大見ふれあい市、フレッシュかもなど同地域の農産物直売所に、野菜、農産加工品を出荷している生産者らを対象に行われた説明会には、50名が参加。収入金額の証明書、必要経費の領収書などを保管するよう呼びかけたほか、4商工会が事前に作成した手づくりの要点テキストを活用し、各商工会から講師役として参加した4名の経営指導員、記帳専任職員らが約1時間30分かけて、具体的な収支計算の仕方などを一人ひとりに詳しく解説しました。「例題を盛り込み、参加者自らが記入を行う演習方式をテキストに取り入れた」と、甲山町商工会記帳専任職員の佐倉喜代美さん。説明会では初めて記帳を行う人が多かったことから、実践を通して申告の方法が身につく分かりやすい講習を心がけた様子。参加者からは熱心な質問が相次ぎ、「これなら自分にもできるかもしれない」「帰ってさっそくやってみる」などといった声を耳に、「記帳する習慣を身につけてもらうためのきっかけづくりが今回の目的。まずはその成果を果たせたと思う」と佐倉さん。参加者から再度の講習を望む声が多かったため、4商工会では来年度改めて、同様の説明会を行いたいとしています。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(08472)2-0529

めざせ、経営革新認定(御調郡御調町)

[新たな事業展開による地元企業の若返りと、地域のものづくり発展図るセミナー実施]

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 御調郡御調町の御調町商工会工業部会が地元の産業振興を目的に現在、同町の建設業および製造業者を対象に「経営革新セミナー」を開催し、地域産業を支えるものづくりの発展をめざしています。このセミナーは、まちおこし支援事業の一環として行われているもので、それぞれの事業所の個性と強みを伸ばし、社会の変化に対応する経営管理の新たな手法を身につけてもらおうと企画されたもの。同町では近年、各事業所などで世代交替が進んでおり、事業経営の新たなかじ取り役を担う若手後継者らにこれを機に、新規事業に積極的に取り組んでもらいたいといった思いも込められているようです。同工業部会では、「企業は人間の寿命と同じく年齢を重ねると成長力が減退するが、経営革新を行うことで成長力を持続させることができる。経営革新は“若返りの薬”である」として、セミナーを各事業所の新たな発展に向けてのきっかけとしてもらいたい考えです。

 セミナーは全3回の講座スケジュールで、今月12日からスタート。マーケティング、ビジネスプラン作成など経営指導、セミナー講師として活動する中小企業診断士、PAPICON山根経営の山根敏宏氏を講師に招き、“経営革新支援法とは”“使える経営戦略”“使える収支計画”などのテーマのもと、20名の参加者が経営革新の手法などとともに、各種助成制度とその活用事例などを学んでいます。経営革新に取り組むことのメリットに加え、「明確な夢をもつことの大切さを教えられ、たいへん感銘を受けた」と感想をもらすのは、同セミナーを企画した同工業部会の吉田成邦部長。山根氏はこれまで、目先にとらわれず、3~5年後の自社の将来像、経営ビジョンを描き、その明確な目標達成に向けて年3%の企業成長率をめざす事業展開を積極的に図るよう参加者らにアドバイス。それが一人ひとりにとっても、「自社は将来どんな方向に進みたいのか」「これから何をすべきなのか」を熟考する良い機会になっているようだ、と吉田部長。セミナーは今月末に終了。参加者らはそれまでにビジネスプランの立て方、作成法を身につけ、その後の具体的なプラン作成については個々の意欲にゆだねられる形となりますが、「それぞれが御調で最初の認定をめざして自らを変え、結果、より多くの実績を広く県内に発信できれば」と、吉田さんは参加者らのこれからの奮起に期待するとともに、自らの夢も大きくふくらみつつあるようです。

●お問い合わせ/御調町商工会 TEL(08487)6-0282

環境問題について考えよう(江能4商工会女性部)

[生活排水による地域の環境汚染などについて理解してもらおうと講演会を開催]

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リサイクル石鹸づくりなどで環境問題に取り組む女性部員

 地域の環境問題について関心をもってもらおうと、安芸郡江田島町の江田島町商工会女性部と、佐伯郡能美町、沖美町、大柿町の各商工会女性部で組織する江能広域商工会女性部連絡協議会が今月16日(日)、江田島町小用の江田島町コミュニティセンターで「環境問題講演会」を行います。同協議会では、提案公募型事業の一環として、平成13年度から地域の環境問題についての各種調査研究事業を行っています。その活動のなかで部員らは、家庭や事業所から出る廃油を石鹸にリサイクルし、ゴミの減量化と水質浄化を図る運動に取り組んでおり、昨年からは河川や海の汚染の元凶である家庭排水を、微生物の一種、EM菌を使って浄化しようという活動をとくに積極的に推し進めています。この講演会は、実際に身近な環境を汚染しているのは家庭から出される生活排水であることなど、一人でも多くの住民が地域の環境問題を正しく理解し、行動に移してもらうきっかけづくりにと企画されたもので、海洋学会海洋環境問題委員の佐々木克之氏を講師に招き、地域の実情に即した効果的な環境対策などについての講演を行います。

 講演会のテーマは、“人間活動が自然環境に与える影響”。海洋化学の専門家で、近年は干潟の物質循環の立場から各地の埋め立て問題についての解析活動を行っている同氏が、瀬戸内海の環境汚染の現状についてや、生物と浄化、これからの環境問題への取り組み方などについてを参加者にレクチャーします。講演会は午後2時から同3時50分。午後1時から受付開始。入場は無料です。「これからの取り組みの参考にしてもらい、地域のためにできることから始めてほしい」と、講演会を企画した大柿町商工会経営指導員の宮野鼻恵美子さん。江能地域のみなさん、この機会に環境問題について考えてみませんか。なお、当日は無料送迎バスが運行します。詳しくはお問い合わせください。

 また、家庭内の不用品(不要品)、家庭系使用済みパソコンなどをオンラインでリサイクル販売してゴミの減量化に努めようと、来年からインターネットオークションなどを学ぶ新たなパソコン講習会の実施を予定するなど、同協議会は今後もさまざまな環境問題についての調査研究事業を行っていきたい考えのようです。

●お問い合わせ/大柿町商工会 TEL(0823)57-2243

新たな販促手法の活用例を学ぶ(高田郡6商工会)

[売上効果にすぐれたダイレクトメールによる販促アプローチの手段を事業者らに紹介]

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36名の参加者が新タイプの営業販促システムを学んだ

 地域の事業者らに新たな低コストの販促手段を身につけてもらおうと、高田郡6商工会が共催で実施している「販売促進セミナー」の第2回目が今月10日、同郡吉田町の吉田共同福祉会館で行われました。このセミナーは、売上効果にすぐれた新しいダイレクトメール手法を広く紹介し、消費者に対する的確な販促アプローチで安定的な売り上げを実現してもらおうと、吉田町商工会が企画。似顔絵名刺とDMなどを活用した顧客管理を含む生涯顧客化(固定客化)システムで、販売や営業にあたる事業主の個性を生かし、消費者一人ひとりと良好な人間関係を築くことで継続的な販売、営業促進効果を発揮する“PDMS(パーソナル・ダイレクトメール・システム)”を地域の事業者らに2回に分けて紹介し、安定的で持続的な繁盛に生かしてもらうのが狙い。前回のセミナーでは、同システムを開発した東京都中央区のコンサルティング会社、ジャイロ流通研究所副所長の小木曽サカエ氏が、信頼される、友人的なつながりを感じさせる営業、接客といった人的な要素が各種の販売条件を超える力を持つこと、そのため消費者に対して自らを売り込むことが何より重要であると参加者らに説き、その切り札となるツールがPDMSであることを説明。今回は、同システムによる生涯顧客づくりの実践をテーマに、小木曽氏がオリジナルのPDM(似顔絵名刺&ダイレクトメール)を活用する際の実務ノウハウを参加者らに詳しく紹介しました。

 前回のセミナー終了後、参加者は全員、似顔絵のイラスト原稿を作るための顔写真を撮影しており、完成した似顔絵が一人ひとりに手渡されました。同システムではその似顔絵と名前が名刺、DMすべての媒体に載ることになります。同システムは主にDMを中心とした生涯顧客化システムですが、消費者個人に対して直接的に対応した担当者個人の手から発信されることを必要とし、個人の個性は顔と名前で認識されるため、とくに似顔絵と名前は重要であるというのが同研究所の考え。同研究所のマニュアルに基づき、それをいかに有効な営業、接客に役立てるかを説明する中で小木曽氏は、消費者の名前や住所などを聞き出して同システム用名簿を作成することをファーストステップとし、それを聞き取る際のポイントをシュミレーションを交えながら解説。その後、10日以内にお礼と賛辞を込めたサンキューレター、さらに、いたわりの気持ちを込めた保証レター、時候の挨拶レターを送る誠意と誠実で、似顔絵DMを活用した友人的な顧客関係、生涯顧客化が十分に図れることをアドバイス。また、セールレターによるセール効果のUP、またPOP効果を上げるためのポイントなども付け加えました。参加者らはこれから、自らの夢をアピールするために事前にまとめた、10年後を見すえた経営プランやセミナーで紹介された文例などを参考に、それぞれ与えられた似顔絵イラストを生かしてPDMを作成。消費者に対して新たな販促アプローチで売り上げUPをめざすことになります。「似顔絵は大いに喜ばれたようだが、引き続きの努力が一人ひとりに求められることを忘れないでほしい」と、セミナーに参加した吉田町商工会経営指導員の日野和明さんは、参加者らの今後の変わらぬ意欲に大きな期待を寄せているようでした。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

新規創業支援研修開催(中小企業大学校)

[創業に必要な知識やノウハウを修得し、研修後、創業実現までのフォローも充実]

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中小企業大学校広島校の講義風景

 「今までの経験と知識を生かして独立したい」「自分の店を持ちたい」「インターネットを活用した新規事業を始めたい」。今、起業家としての第一歩を踏み出そうと考えている人へ、独立・開業に必要な経営知識やノウハウの提供はもちろん、新規創業を実現する力が身につくカリキュラムなどで全面的なバックアップを図ろうと、創業予定者を対象とした新規創業を支援するための研修を実施する広島市西区の中小企業大学校広島校(吉田直是校長)が、11月15日(土)~16日(日)、22日(土)、29日(土)~30日(日)の5日間、愛媛県新居浜市(新居浜商工開館:同市一宮町2-4-8)で「新規創業支援研修」を開催します。新たに事業を始めたい、独立したいと希望する人は多いものの実際に事業として成功させるためには、十分な準備としっかりとしたビジネスプランを練り上げる必要があります。いかに綿密なビジネスプランを作成するか。それが独立・開業成功における大きなポイント。同セミナーは、独立・開業に向け具体的な創業計画を持った人、企業内で第二の創業(新規事業開拓など)を考えている人を対象に、創業に関する基本的な知識や実務の習得など成功へのノウハウを分かりやすく解説するもので、一流の創業支援専門家が一人ひとりにビジネスプランの作り方などを丁寧に個別指導します。

 同セミナーでは、5日間に計8講座を用意。新規創業、第二創業を成功させるためのポイントや創業者の心構えについて学ぶ“新規創業成功のポイント”、ヒット商品の事例を交えながら、消費者のニーズの捕らえ方、売れるサービス・商品づくりのためのアイデア発想法について学ぶ“事業アイデアの作り方”に始まり、成功している事例企業の話を通して、創業を成功させるためのビジネスプランの作り方などをアドバイス。その後、新規創業と第二創業を計画している人に分かれ、それぞれの考え方、進め方について学ぶ分科会を行った後、事業化アイデアの練り上げなど少人数のグループによる事前指導を経て、講師との個別面談・個別指導を受けながら創業スケジュールなどを具体的に検討し、最終的な自らのビジネスプランを作成します。また、研修期間中、開業資金融資や税制による支援、人材確保に関する助成金など、公的機関が実施する支援策についてその概要と活用法が学べる講座も実施。さらに、中小企業ベンチャー総合支援センター四国のアドバイザーによる個別相談が受けられるほか、研修終了後、創業実現まで中小企業・ベンチャー総合支援センター四国または中国で支援を受けることもできます。「会社を辞めて独立したい」「趣味を生かして事業を始めたい」などとお考えのみなさん、同セミナーに参加して、創業のために必要な知識やノウハウをじっくりと学んでみませんか。29日の講座終了後には、受講者同士の親睦を深める交流会の開催も予定されています。定員30名、受講料1万円。定員になり次第締め切ります。

●お問い合わせ/中小企業大学校広島校研修課 TEL(082)278-4955
中小企業大学校のホームページはこちら

技術力活性化講座開催(中小企業大学校)

[企業の売上向上につながる営業力強化策を学ぶ、校外実施型の短期集中セミナー]

セミナー・プロジェクト

中小企業大学校広島校の講義風景

 成熟市場、生産部門の海外移転、産業構造の変容などで中小製造業を取り巻く経営環境は厳しさを増し、従来の営業方法では仕事が取れない、売れない時代となっています。とりわけ個人消費の落ち込み、企業の設備投資意欲の減退などでモノがなかかな売れない今日、どの企業でも重要な経営課題のひとつとして挙げられるのが、営業力強化でしょう。中小企業の人づくりのため、中小企業支援担当者や中小企業者の経営、管理者などに対する高度で専門的な研修を実施する総合的研修機関、広島市西区の中小企業大学校広島校(吉田直是校長)では、「売り先が無い、売り方がわからない、売る人がいない」といった企業の売上向上につながる営業力強化策について学んでもらうとともに、不況下に売上げを伸ばすための具体策を指導するセミナー、「技術力活性化講座」を来月5日(水)から3日間の日程で開催します。とくに中小製造業のための営業力強化策として行われる今回のセミナーは、校外実施の移動セミナーとして岡山市のメルパルク岡山(同市桑田町1-13)で開講。自社営業力の見直しから営業戦略構築、展開まで、各科目ごとに学びながら自社演習を行うといった流れにより、自社の営業力強化のための営業戦略を作成し、自社の営業課題の明確化などを図ります。

 セミナー初日はまず、“営業を取り巻く経営環境と営業力強化策の考え方”“営業力強化のための発想法”“自社の強みを生かした営業戦略ビジョンの立案”3つのテーマのもと、市場変化に対応した営業のあり方や強化策とともに、新たな市場を生み出すための発想法を演習を交えて学び、自社の強みを活かした営業戦略ビジョン、自社ビジョンづくりを行います。2日目は“営業戦略策定とその展開”“営業計画のつくり方・進め方”として、営業目標の設定や個別戦略立案のポイントなど、営業戦略ビジョンに基づく具体的な戦略展開方法を知るとともに、自社の戦術づくりを行い、営業計画策定のポイントなど具体的に何から手をつけるか、どのように進めるかといった営業計画づくりについて学んだ後、自社の営業計画を作成。最終日には、“自社営業戦略・計画のブラッシュアップ”“営業社員の育成と営業管理活動の進め方”をそれぞれテーマに、各自作成した営業戦略などについて担当講師による個別指導とともに、営業社員の指導育成や自社の営業活動管理のポイントについて学びます。また、同セミナー終了後、財団法人岡山産業振興財団、岡山県中小企業支援センター、中小企業・ベンチャー総合支援センター中国で個別経営相談などによるバックアップを受けることもできます。営業力を強くするにはどうすべきか。業績UPと利益率改善のために何をすべきかヒントを得たいという経営者、管理者の方、この機会に売上向上につながる営業力強化策についてじっくりと学んでみてください。定員50名、受講料3万円。定員になり次第締め切ります。

●お問い合わせ/中小企業大学校広島校研修課 TEL(082)278-4955
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低コストの新たな販促手法を紹介(高田郡6商工会)

[人間的な関係性に着目した固定客化のシステムの活用実例などを郡内の事業者らが学ぶ]

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 高田郡6商工会が共催で1日、地域の事業者らに新たな低コストの販促手段を身につけてもらおうと「販売促進セミナー」を開催しました。このセミナーは、売上効果にすぐれた新しいダイレクトメール手法を広く紹介し、消費者に対する的確な販促アプローチで安定的な売り上げを実現してもらおうと、吉田町商工会が企画。郡内の商工会に呼びかけて行われたもので、6町の事業者ら36名が参加しました。セミナーで紹介されたのは、東京都中央区のコンサルティング会社、ジャイロ流通研究所が開発した“PDMS(パーソナル・ダイレクトメール・システム)”。PDMSとは、似顔絵名刺とDMなどを活用した顧客管理を含む生涯顧客化(固定客化)システムで、販売や営業にあたる事業主の個性を生かし、消費者一人ひとりと良好な人間関係を築くことで継続的な販売、営業促進効果を発揮する手法のこと。事業主と消費者の人間的な関係性に着目した新しいタイプの促進システムで、小売業やサービス業はもとより、建築業、製造業など営業全般に有効とされています。同商工会は、リピート率を高めるPDMSの活用実例を紹介するだけでなく、参加者らに実際にオリジナルのPDM(似顔絵名刺&ダイレクトメール)を作成しもらうため、同セミナーを2回に分けて計画。1回目となった1日のセミナーでは、講師に招かれた同研究所副所長の小木曽サカエ氏が、売れない時代に勝ち残るための新たな固定客化システムについて詳しく紹介。低コストによる確実な販促効果を実感しようと、参加者らは熱心に耳を傾けました。

 講演の中で小木曽氏は、不景気と売上不振は関係がなく、消費者に対して的確な販促アプローチができていないのが売上不振の最大の原因と参加者らに説明。体力の劣る中小企業にとっては、品ぞろえや価格の争いではなく人で差別化を図ることが最善の策であり、それは取りも直さず自分を相手に売ることだと自論を展開し、「モノを売る前に自分を売る」。PDMは自分を売るためのツールであると解説しました。また、PDMには事業主らの似顔絵とともに、時候の挨拶に始まり、経営方針や夢にいたるまで自らをアピールする原稿が必要であることが説明され、そのための10年後を見すえた経営プランのシート作成が宿題という形で参加者らに与えられました。セミナー終了後、参加者は全員、似顔絵のイラスト原稿を作るための顔写真を撮影。次回のセミナーでPDM作成の実習を行う予定で、参加者らはそれぞれが作った似顔絵名刺、ハガキをもとにその活用と応用などについて具体的に学ぶことになります。このセミナーを企画した同商工会経営指導員の榎幸男さんは、「セミナーで良い話を聞けても、それを行動に移すことのできる人は少ない。今回は参加者自ら講習内容を実践し、従来のセミナーにはない効果を実感できることがポイント」と語り、参加者らの積極的な姿勢と、それに伴う持続的な繁盛に期待を寄せているようでした。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

合併後の地域あり方探る(賀茂郡福富町)

[これからの地域づくりに積極参加してもらおうと、商工会が会員を集めセミナー開催]

セミナー・プロジェクト

広大助教授がより良い地域づくりについて会員らに提言

 賀茂郡福富町の福富町公民館で先月26日、市町村合併の中での地域の魅力を探る「市町村合併セミナー」が開かれました。このセミナーは、1年半後、東広島市となる同町が合併を機に、これまで以上に活性化し魅力ある地域になるためにはどのような産業振興や地域づくりが必要かを考えようと福富町商工会が企画したもので、地元の商工会員ら25名が参加。行政主導ではなく、民間の立場から合併効果などについて話し合うことで、地域住民や企業に地域づくりに積極参画してもらおうと設けられた場で、今後の地域づくりに向けて活発な意見交換などが行われました。

 セミナーではまず、講師として招かれた広島大学の橋本康男助教授が“東広島市福富町の地域と産業”をテーマに講演。橋本助教授は、8月下旬から9月中旬にかけて県央1市6町の企業28社を巡回訪問。講演の中で橋本助教授は、その調査結果を報告とともに、商工会議所と商工会による役割分担の重要性など広島中央地域における産業振興のビジョンについて語り、会員から事前にアンケートを行っていた質問事項についての見解などを述べました。なかでも同町のガーデンパーク化をめざし、それについてのアイデアを出した人を表彰するといった会員の意見を評価し、「地域づくりは押し付けられるものでない。構想実現に向けて住民一致で臨むことが必要」などと会員らを激励。その後の意見交換会では、これからのより良い地域づくりに向けてのヒントを得ようと、地元の有志組織代表者による、自らのグループを生かした産業振興策にはどのような手立てが有効かといった質問をはじめ、合併に伴う事業の転換期に事業者にはどのような決断が必要なのか、さらに地域の教育問題についてなどの意見と具体的な回答を求める声が数多く上がりました。セミナーを企画した同商工会経営指導員の渡川誠之さんは会員らの積極的な声を耳に、住民参画の新たな地域づくりに手ごたえを感じた様子で、「合併に向けて絶えずこうした緊張感を持つことが必要だと感じた」と語り、より会員に役立つ事業、支援の道を大いに探っていきたいとこれからの抱負を聞かせてくれました。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

経営トップセミナー~事例から学ぶ経営革新~開催(中小企業大学校)

[経営革新の事例から自社が経営革新に取り組む上でのポイントをつかむ]

セミナー・プロジェクト

中小企業大学校広島校の講義風景

 経済のグローバル化、ITによる情報化の進展、規制緩和などにより、中小企業を取り巻く経営環境は大きく変化しています。こうした状況の中で、経営者は積極的に経営革新に挑戦し、市場競争を勝ち抜いていかなければなりません。一方で、果敢に経営革新に挑み、先進性、独創性に富んだ事業活動を展開している中小企業は数多くあり、これから経営革新を行おうとする経営者などに今後の企業活動、事業を展開していくうえで参考となるそれらの事例を提供することなどを目的に、中小企業支援担当者や中小企業者の経営、管理者などに対する高度で専門的な研修を実施する総合的研修機関、広島市西区草津新町の中小企業大学校広島校(吉田直是校長)が10月16日(木)、17日(金)の2日間、経営者および経営幹部を対象としたセミナー「経営トップセミナーⅠ~事例から学ぶ経営革新~」を開催します。産業と雇用の担い手である中小企業が積極的に経営革新に挑戦していくことで、厳しい経済環境を克服し、日本経済の活力ある発展をけん引していくことが今、大いに期待されています。このセミナーは、柔軟性や創造性を生かして新商品・新サービスの開発や提供、新たな生産方式や販売方式の導入などに取り組み、業績の向上に成功した複数の企業トップの講話を通して、自社の経営のあり方について考えてもらうためのもので、新たなビジネスへの挑戦を続ける3名の経営者を講師に招いて行われる、今年度の新規コースです。

 講師らの事例報告に先立ち、初日にまず、京都産業大学大学院の柳原範夫名誉教授が、企業が独自性、専門性、創造性を発揮して経営革新を実現するための視点、経営者や経営幹部に求められるリーダーシップ、企業のビジョンの重要性などについて講演。その後、製造・販売業やインターネットビジネスなどの分野で活躍する3者が2日間にわたり、“偶然の瞬間を見逃さず新製品を開発”“独自のビジネスモデルで次々に新事業を立ち上げ”“信念と志に基づいて独自の経営システムを構築”などそれぞれのテーマのもとに、自らの経営哲学、自己流のビジネス成功の秘訣などとともに、経営革新に向けた役立つ事例報告を行います。この機会にみなさんも、さまざまな事例を通じて自社が経営革新に取り組む上でのポイントがつかんでみませんか。初日午後5時からは受講者同士の交流を深める交流会の開催も予定されています。定員40名、受講料2万2,000円。定員になり次第締め切ります。

●お問い合わせ/中小企業大学校広島校研修課 TEL(082)278-4955
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セールスマネージャー養成セミナー開催(中小企業大学校)

[営業部門の管理者に必要とされるマネジメント能力の養成を図るための長期セミナー]

セミナー・プロジェクト

中小企業大学校広島校の講義風景

 長引く景気の低迷や市場の成熟化、企業間競争の激化といった経営環境が大きく変化する時こそ、企業の業績を直接左右する営業部門の役割がますます重要となってきます。経営部門で必要とされているのは、1人1人が経営戦略の重要性を認識して自らの意識と行動を変え、営業活動の変革を起こすことです。とりわけ営業部門の要となるセールスマネージャーには、経営戦略をもとに営業部門の目標とその実行計画を策定し、その実現に向けて行動していくことが求められています。中小企業の人づくりのため、中小企業支援担当者や中小企業者の経営、管理者などに対する高度で専門的な研修を実施する総合的研修機関、広島市西区の中小企業大学校広島校(吉田直是校長)では、こうした時代変化を踏まえつつ、マネジメント能力の養成を図るとともに売り上げの達成を推進するために管理者としての役割などについて学んでもらおうと、営業部門の管理者を対象としたセミナー「セールスマネージャー養成コース(第2期生)」を今月17日(水)から開催します。

 このセミナーは、セールスマネージャーとして必要な知識である営業戦略・活動方針の立案、具体的な営業活動の実践や営業組織の活性化について演習や課題研究を交えながら学んでもらうためのもので、月3日間の短期集中セミナーを半年間、計6回わたって行います。セールスマネージャーとして身につけるべき基本的な役割と職務を理解し、戦略的な営業管理の基本的な考え方を学ぶことから始まり、会社に利益をもたらすための財務諸表の見方や分析の仕方、契約などの営業法務、営業計画の策定から具体的な営業活動につながるまでの展開方法など、セールスマネージャーに不可欠な知識を体系的に学んだ後、自社・自部門の課題についてのゼミレポートを作成、発表を行います。この機会にぜひ、組織営業を効率的に展開するための実務ポイントをじっくりと学んでみてください。定員30名。受講料15万3,000円。定員になり次第締め切ります。なお、各月の研修開催日は次のとおりです。

9月17日(水)~9月19日(金)「セールスマネージャーに求められる知識と役割」
10月22日(水)~10月24日(金)「戦略的営業方針の立案プロセス」
11月19日(水)~11月21日(金)「戦略的な営業計画の策定」
12月8日(月)~12月10日(水)「営業活動のマネジメント」
1月14日(水)~1月16日(金)「営業組織の強化」
2月18日(水)~2月20日(金)「課題研究」

●お問い合わせ/中小企業大学校広島校研修課 TEL(082)278-4955
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