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はらみちを美術館オープン(三次市君田町)

[“お母さん”をテーマに独自の世界を表現する詩画家の作品を常設展示]

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道の駅ふぉレスト君田内にオープンする「はらみちを美術館」

 三次市が同市君田町の道の駅ふぉレスト君田内に建設していた「はらみちを美術館」が今月22日(土)、オープンします。はらさんは、“お母さんと子”“ふるさとのぬくもり”をテーマに、独自の創作詩画の世界を表現する詩画家。平成7年に君田小学校の読書講演会で講演を開いて以来、同町と交流を続けてきました。はらさんは愛する君田を作品のなかで、「母と土とその魂が聞こえる」と表現しています。美術館では、はらさんから寄贈された詩画294点を入れ替えながら順次展示することにしています。

 はらさんは昭和3年、兵庫県神戸市生まれ。脳性小児麻痺によって手足が不自由になりましたが、40歳のころから母、子、自然をテーマに詩と絵の制作に専念し、北原白秋童謡賞をはじめ数々の賞を受賞。平成元年には日ソ文化使節団として、詩の朗読と作品100点の巡回展を開催。その後も全国各地で詩画展覧会を開くなど、力強い活動を続けています。

 美術館は平屋建て。展示室、ホール兼展示室(市民ホール)、テラス、身障者兼用トイレを備えています。「飛行機が空に舞うかのようなデザイン。山の砦をイメージした道の駅にあって、どこかミスマッチな建物の造りと色彩はひときわ目を引く」と君田商工会経営指導員の山崎祐輔さん。ホールからは大きなガラス越しに、君田の山々や神之瀬川の眺めが広がります。

 はらさんの描く作品は、現代社会のなかで失われつつある人間の優しさ、親の大切さを思い出させてくれます。折りしも同市では、日本画家・故奥田元宋氏と妻で人形作家の小由女さんの作品を常設展示する「奥田元宋・小由女美術館」が15日にオープンしたばかり。「知名度もあって奥田美術館に広く世間の注目が集まるが、その分、地域に密着した美術館として人々の心をやさしく癒し続ける存在であってほしい」と、山崎さんは地元に誕生する新施設に期待を寄せているようです。道の駅ふぉレスト君田内には、広島県で唯一の重曹泉として知られる君田温泉森の泉があります。さわやかな春の到来でお出かけに最適な季節になりました。 はらさんの詩画で心を、君田の温泉で身体を癒しに、みなさんも出かけてみませんか。

 美術館へは中国自動車道三次ICから国道375号経由、県道39号線を約20分。開館時間は午前9時から午後5時。休館日は毎月第3火曜日(祝日の場合開館)。入館料は大人300円、高校生150円、中学生以下無料です。

●お問い合わせ/君田温泉森の泉 TEL(0824)53-7021
●お問い合わせ/君田商工会 TEL(0824)53-2039

(2006-04-11-A)

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