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伝統の雛飾りを公開する春の風物詩(廿日市市宮島町)

[歴史的施設や民家、旅館、土産店など町内29か所に由緒ある雛飾りを設置]

地域イベント

宮島町 商工会

通称・町家通りにあるぎゃらりぃ宮郷。期間中、さまざまな雛飾りを展示

 旧暦の桃の節句に合わせて島内各所に由緒あるひな人形を飾る「みやじま雛めぐり」が廿日市市宮島町で開かれ、島が多くの観光客でにぎわっているようです。この催しは、宮島に古くから伝わる雛飾りを町内の趣ある民家や歴史的施設に展示するというもので、今年で6回目。宮島の商家や一般家庭に伝わる御殿飾りや段飾りなど、江戸時代から昭和時代にかけての伝統的な雛飾りが訪れる人の目を楽しませてくれます。雛めぐりは来月4日(月)まで。

 雛めぐりが始まったのは平成13年。島を訪れる観光客数が大きく落ち込むなか、「旧暦の桃の節句を観光客らとともに楽しみ、春の宮島を盛り上げよう」という宮島町商工会女性部のアイデアがきっかけ。「回を重ねるごとにリピーターも増え、ありがたい」と話すのは、雛めぐりの発案者で元商工会女性部長の宮郷素子さん。当初、旧家を開放してもらうための協力を各所で呼びかけたことや、案内幟を手縫いで手書きしたり、手づくりのチラシを作成し配布したりしたことなどを振り返りながら、「パスポートやチラシを手にした観光客の姿が連日多く見られる。すっかり定着したようで嬉しい」と語ります。格子の町家や商家が軒を連ねる古い町並み散策も楽しめるのが宮島の雛めぐりの魅力、と宮郷さん。雛めぐりがこれまで生活道路でしかなかった古い通りに新しい人の流れを呼び込み、新たな宮島を再発見してもらうきっかけにもなったと話します。

 メイン会場となるのは、宮島民俗資料館、大聖院、野坂家の3か所。旅館や土産店などのサブ会場と合わせて町内29か所に雛飾りを設置しています。各会場に立てられたピンクの幟が目印です。表参道商店街から一筋山側の町家通りにある宮郷さんの“ぎゃらりぃ宮郷”では、「雛めぐり協賛展」として明治末期・昭和中期の御殿飾りや掛け雛などを展示しています。この機会にみなさんもぜひ、伝統の雛飾り見学や歴史ある町並み散策を楽しんでみてください。

 なお、メイン会場への入場にはパスポートが必要です。大人300円、高校生170円、小中学生150円。パスポートは宮島桟橋案内所と各会場で販売。桟橋案内所は午前9時から午後3時まで開設。サブ会場での雛飾り見学は自由です。

●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828
●お問い合わせ/ぎゃらりぃ宮郷 TEL(0829)44-2608

「第6回みやじま雛めぐり」(~4月3日(月))

●メイン会場
・宮島歴史民俗資料館:午前8時30分~午後5時
・大聖院:午前9時~午後4時
・野坂家:午前10時30分~午後4時
※ パスポートを購入すると全ての会場に入場できます。
※閉館時間の30分前までにお入り下さい。
※混雑時、入場制限をさせていただくことがあります。また、休日はありませんが、やむを得ず休館の会場がありましたらご容赦下さい。

●サブ会場
・後藤製菓・喫茶磊磊・ゲストハウス菊川・津田屋・木村家本店・木村家支店・小林物産店・船附物産店・やまだ屋・やまもと・きむら・錦水館・藤い屋・博多屋・木村ほてい堂・古色ささき・久保田酒店・ぎゃらりい宮郷・勝井呉服店・坂本菓子舗・宮島グランドホテル有もと・つただに仙岳堂・山村商店・平野屋・大丸物産・清盛茶屋

(2006-03-14-A)
“ぎゃらりぃ宮郷”のホームページはこちら

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