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町の子どもたちが港を電飾で彩る(豊田郡大崎上島町)

[来島者を温かく出迎えようと、青年部員と小学生が島の玄関口をイルミネーションで装飾]

地域イベント

なし

カーブミラーの清掃をする東野小学校の児童たち

 豊田郡大崎上島町の白水港一帯で町の子どもたちが飾りつけたイルミネーションが毎夜点灯し、島の玄関口が幻想的な雰囲気に包まれています。白水港のイルミネーションは、島を訪れる人や帰省客を歓迎する気持ちを形にと、地元の東野町商工会青年部が地域の子どもたちと5年前に始めたもの。今年も町役場前や港周辺が色鮮やかな電飾に彩られ、にわかに観光スポットに衣替えしました。

 今月4日、東野小学校4年生の児童12人と青年部員らが協力し、設置作業を行いました。児童たちは青年部員とともに約2時30分かけ、役場や港を約1万6,000個の電球で装飾。暖かな光の空間を作り出しました。

 児童たちは午前中、地域の清掃活動にもボランティアとして参加。木江警察署や東野白水駐在所の署員が交通整理にあたるなか、児童たちは地域の道路沿いにあるカーブミラー約60基を清掃。積もったほこりを水と洗剤で落として、モップでふき上げ、汚れたミラーをきれいにしました。丸1日、青年部員と初めての地域活動に取り組んだ児童たちでしたが、イルミネーションに光が灯ったときには作業の疲れも忘れ、色とりどりの電飾に喜び顔で見入っていたようです。

 同青年部では、島内の商店や家庭の軒先、玄関回りなどに飾られたイルミネーション装飾を独自に審査し表彰するコンテストを今年も実施。大崎上島の冬の夜を明るくしようと3年前から行っているもので、青年部員らは島内全域を数日かけて入念にチェック。約150か所あったなかから“きれいで賞”“ほのぼの賞”“ファミリー賞”など入賞10点を選び、表彰しました。「島には余分な街灯や照明がないぶん、イルミネーションはいっそう際立つ。部員たちの活動の甲斐あってかイルミネーションは年々増え、冬の島が明るくなった」と同商工会経営指導員の森下秀月さん。地元の警察署からは「イルミネーションの灯りは効果的な防犯対策になる」、地域からは「近隣同士の連帯感が生まれた」などの感謝の声が寄せられたといいます。青年部員らは、「島外の人に島の夜は暗いと言われて返す言葉がなかったが、今はイルミネーションがあると言えるまでになった」と胸を張ります。

 なお、白水港のイルミネーションは午後5時から同10時まで。年末年始は午前2時まで点灯し、点灯期間は来年1月の第1週までを予定しています。島の冬を暖かく彩るイルミネーションの数々をみなさんも楽しんでみませんか。

●お問い合わせ/東野町商工会 TEL(08466)5-3209

(2005-12-04-A)

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