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歴史の町並みがギャラリーに(庄原市東城町)

[老舗の商家や空きスペースを利用して、伝統工芸品や絵画などを展示]

地域イベント

東城町 商工会

 城下町の風情を残す町並みをギャラリーに見立て、商店や民家などを利用し作品を展示する「東城本町筋ぶらり散歩ギャラリー」が庄原市東城町で開かれ、観光客の人気を集めているようです。これは、帝釈峡の紅葉シーズンに合わせ、東城の古い町並みを楽しみながら散策してもらおうと企画されたもの。同町中心街の本通りを会場にした期間限定のギャラリーで、老舗の商家や旅館、空き店舗にさまざまな伝統工芸品や絵画などが飾られ、訪れる人を楽しませています。ギャラリーは今月8日(火)まで。

 ギャラリーは8か所に設置。和紙人形、刺し子、草木染め、ガラス細工などが通りの各所に展示されています。歴史ある町並みを散策しながら、老舗に伝わる秘蔵品、東城の自然を生かした工芸品などを見て楽しむことができます。東城の伝統行事“お通り”の母衣(ほろ)展示、東城在住の芸術家の作品展示も見ものです。「東城の町並みに調和した、身の丈に合った作品展示が素朴な美しさを生み出している」と話すのは、東城町商工会経営指導員の半田富啓さん。半田さんがなかでもお気に入りとすすめるのは、同町出身の和太鼓奏者、林英哲さんのギャラリー。和太鼓演奏の第一人者として世界で活躍する林さんの写真、書籍やDVDによる映像など、多彩な構成による展示は見ごたえ十分と半田さんは誘います。老舗旅館の三楽荘では、庭園を眺めながらお茶のもてなしが受けられ、「訪れた人にぜひ立ち寄ってもらいたい場所のひとつ」と半田さん。期間中、地元醸造所での利き酒、ふるさと産品の展示即売などもあります。

 同町では今月3日(祝)、300年以上の歴史をもつ「お通り」が開かれます。江戸時代の城下町の風情を伝える伝統行事で、大名行列、武者行列、母衣、華童子、神輿などが長い列となって町の中心街を練り歩き、華やかな時代絵巻を繰り広げます。総勢70人の勇壮な大名、武者行列。鉄砲隊と大砲隊による砲術演武。華やかな衣装に身を包んだ女の子が、花飾りの付いた大・中・小22体の母衣を背負って歩く母衣行列など、こちらも見どころは盛りだくさん。みなさんもこの機会にぜひ、東城の町歩きと伝統行事を楽しんでみてはいかがですか。

 なお、散歩ギャラリーの見学時間は午前9時30分から午後7時30分まで。観光ガイドによる案内があるほか、商工会観光部会のメンバーも町並みガイドを行います。

●お問い合わせ/東城町商工会 TEL(0847)72-0525

(2005-10-13-A)

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