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秋の夜空のもとで幽玄な神楽舞(三次市君田町)

[伝統文化を地域の活性化に生かそうと、青年部が近郷の神楽団を集めて神楽大会を開催]

地域イベント

なし

 三次市君田町の君田商工会青年部が主催する「君田近郷神楽大会」が来月3日(土)、同町の大柳文化公園サンシャインステージで開かれます。ふるさとの伝統文化を地域一体となって保存、継承し、活力ある地域社会をつくろうと同青年部が毎年この時期行っているもので、今年で23回目。涼やかな秋の宵闇のなか、開放的な野外ステージで行われる地域伝承の個性豊かな舞の共演が、今年も観る人を魅了します。午後6時30分開演。入場無料。

 サンシャインステージは、ステージ正面にステンドグラスを施した屋外舞台で、「一見すると洋風建築の建物。その空間の中で、古来の伝統芸能が幽玄の世界を生み出す。それは他の大会では味わえない雰囲気」と、同商工会経営指導員の山崎祐輔さんは大会の特長を紹介。客席空間はこのステージを囲むようにすりばち状に広がり、どの場所からも舞台が見渡せる造りに。「客席空間も屋外で、出入りも自由なら飲食も可能」と山崎さんは話し、自然を背景にした会場でくつろぎながら、近くの神社で神楽を見るような感覚で自由な鑑賞を楽しんで、と来場を呼びかけます。

 大会には地元の茂田神楽団ほか、近郷から5つの団体が出演。出演団体は、青年部員らと茂田神楽団の団長が「毎年観る人を飽きさせず、いかに喜んでもらえるか」を基準に考えて選抜したもの。今年は、昨年のひろしま神楽グランプリ新舞の部で6連覇した横田神楽団(安芸高田市)、昨年の広島県神楽競演大会優勝の津浪神楽団(安芸太田町)、今年のさつき選抜神楽競演大会旧舞の部で優勝した筏津神楽団(北広島町)などそうそうたる顔ぶれが名を連ね、「今年は力強さも加わり、ファンの期待にも十分応えられる内容」と部員らも自信たっぷりに誘います。

 会場では、女性部が飲食バザーの出店を予定。大会のお祭り気分を盛り上げます。夕暮れ時から真夜中までダイナミックに繰り広げられる迫力満点の舞や、涼やかな秋風を感じながらの開放的な秋祭り気分をみなさんも楽しんでみませんか。

●お問い合わせ/君田商工会 TEL(0824)53-2039

第23回君田近郷神楽大会 上演プログラム

1.18:30~『神降し』(茂田神楽団、三次市君田町)
2.19:00~『塵 倫』(伊賀和志神楽団、三次市作木町)
3.19:45~『壇 浦』(中北神楽団、安芸高田市美土里町)
4.20:30~『鈴鹿山』(筏津神楽団、山県郡北広島町)
5.21:15~『滝夜叉姫』(横田神楽団、安芸高田市美土里町)
6.22:00~『大楠公』(津浪神楽団、山県郡安芸太田町)
7.22:45~『葛城山』(茂田神楽団、三次市君田町)

(2005-08-11-A)

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