アクティブニュース

全てみる

豪快で勇壮な夏の風物詩(福山市新市町)

[迫力あるみこし合わせが見る人を熱狂させる、平安時代から続くとされる伝統行事]

地域イベント

なし

迫力あるみこしのぶつかり合いが見もの

 福山に夏の訪れを告げる「素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)祇園祭」が今月15日(金)から、同市新市町戸手の同神社境内で始まります。平安時代中期に始まったとされる同神社の例祭で、勇壮な“みこし合わせ”で知られる伝統行事。地元、新市商工会経営指導員の脇安秀明さんも祭りの開幕が今から楽しみな様子で、「豪快なけんかみこしを楽しみに来て」と誘います。祇園祭は17日(日)まで。

 通称“天王さん”と呼ばれ、素盞嗚命(すさのおのみこと)を祭神として祀る同神社。創建は679年で、備後3祇園社のひとつとして古くから知られています。祇園祭は疫病や凶作、天変地異を起こす悪霊退治のために始まったといわれ、現在は7月の第3日曜日を含む金、土、日曜日に行われています。期間中、戸手地区、新市地区、中須地区(府中市)から繰り出す3体のみこしが町内を巡行。最終日、みこしの勇壮なぶつかりあいが繰り広げられます。

 町内を練り歩いたみこしが土曜日の夜、提灯の明かりに照らされて神社への急勾配を駆け上がる様が圧巻で、「神社にみこしが運ばれる様子は壮観。こちらも見もので、毎年たいへんな盛り上がり」と脇安さん。最終日の17日には、3体の御輿が40分おきに境内に入場。本殿の周りや広場を練り歩き、みこしとみこしの勇壮なぶつかり合い、けんかみこしが繰り広げられます。このみこし合わせは神人和合の象徴で、病魔や災厄を除き、五穀豊穣への祈願であるとされるもの。みこしのぶつかり合いを一目見ようと最終日の参拝者の数は数万規模になるといい、人々は素盞嗚命の御霊が乗り移ったみこしの動きに熱狂し、境内は興奮のるつぼと化します。地元の青年部員も大挙参加して、町上げての伝統行事を盛り上げると今から意気込んでいるようです。

 同神社は、JR福塩線上戸手駅から徒歩約3分。みなさんもこの週末、迫力あふれる福山の夏の風物詩を楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ/素盞嗚神社社務所 TEL(0847)51-2958
●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

このサイトを広める