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梅雨ならではの風情を楽しもう(世羅郡世羅町)

[しっとりとした情緒を漂わせる“アジサイ寺”の境内に、初夏の花が色づき始める]

地域イベント

世羅町 商工会

世羅町の中心市街地にほど近い由緒ある“アジサイ寺”

 世羅郡世羅町寺町にある康徳寺で、初夏を彩るアジサイが間もなく見ごろを迎えるようです。境内のアジサイの丘、池などをめぐる散策道沿いに植えられたアジサイが、紫や白、ピンクなどに色づき始め、初夏の花を楽しみに訪れる参拝客も多いようです。

 同寺は、大田庄の豪族によって白鳳時代(672年~)に建立された古刹。現在の本堂は江戸時代初期、地元の庄屋松本助兵衛によって再興されたもので、境内には諦道和尚が昭和57年(1982)頃から植え続けたアジサイ50種類約4,000株が植栽されています。境内のアジサイは、毎年6月中旬から7月中旬にかけての梅雨時に美しい花を咲かせます。同寺は“世羅のアジサイ寺”として知られ、シーズンには県外からも多くの参拝客が訪れます。同寺では、「雨が少ないためか、例年に比べて色づきが遅いようだ」と話し、今週末から月末にかけてが見ごろと見ているようです。

 室町時代の画聖・雪舟は修業の一時期を大田庄で過ごしたと伝えられています。同寺の本堂のそばには、雪舟の築造とされる庭園があり、サツキツツジ、さるすべりなどさまざまな草木が静閑な禅寺の雰囲気を演出。庭園からは大田庄を下に見下ろしながら、抹茶を楽しむこともできます。すぐ近くには直径15mの円墳、康徳寺古墳も見られるなど歴史的にも由緒ある場所。世羅町商工会の下見若行事務局長は、「趣があり、心静かに過ごせる場所。住職との話もまた楽しい。アジサイの美しい季節に一度訪れてみては」と話します。

 同寺では、毎年6月の第4日曜日に「花供養会」を開催。今月26日(日)に開かれる花供養会では、“花地蔵尊”に花の心を託して感謝するほか、お茶席、写経、真言の唱和などが行われます。同寺は「この機会に、春の花と秋の花の中間点、梅雨に輝くアジサイを閑静な庭園とあわせて鑑賞してみては」と誘います。みなさんも初夏の花を楽しみに出かけてみてはいかがですか。

●お問い合わせ/康徳寺 TEL(0847)22-0635
●お問い合わせ/世羅町商工会 TEL(0847)22-0489

(2005-06-10-A)

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