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地域に感謝の舞を捧げる(安佐北区白木町)

[90年の伝統を誇る地元唯一の神楽団が記念公演を初開催]

地域イベント

なし

20050401-020758-1 安佐北区白木町の志屋ドームゲートボール場で10日(日)、地元唯一の神楽団の特別公演「宮崎神楽団結成90年神楽記念公演」が開かれます。秋祭りの神楽奉納など、同神楽団は地元を中心に活動を展開。郷土芸能の保存継承や後継者の育成に努めるなど、伝統文化の担い手として地域に貢献してきました。今回の公演は、長年の活動を支えてくれた地域に感謝の舞を捧げようというもので、同神楽団初の記念イベント。「近年活動が盛んになり、週に3日と練習も熱心。その成果を存分に発揮してくれるだろう」と、地元の白木町商工会経営指導員の奥田竜次さんも同神楽団晴れの舞台に期待を寄せているようです。公演は午前10時から。

 同神楽団は、大正3年(1914年)に結成。日進神楽団、志路神楽団などと呼び名を変え、1961年(昭和36年)に地元神社の名にちなんで現在の名称に改名。団員は、10代から70代のまでの約20人で構成されています。「5年前に伝統的な旧舞から現代的な新舞へ移行した。他の神楽団と交流も深め、追い付け追い越せとばかりに稽古に励んだ」と同神楽団長の橋本一登さん。その甲斐あって若者や女性の入団もあり、近年ようやく活況を呈し始めたと橋本さん。2年前には同町志路地区に練習場を整備。伝統を守りながら、地域のコミュニケーションを活性化させようと活動を行っています。

 記念公演には、同神楽団と交流がある安芸高田市の横田神楽団、北広島町の西宗神楽団が華を添えます。同神楽団は、得意とする演目のなかから“紅葉狩”“八岐大蛇”を披露。横田神楽団は“吾妻山”“塵倫”、西宗神楽団は“鍾馗”“筑波山”とそれぞれ得意な2演目を演じます。

 広島市内にありながら過疎化が進む同町では、地元小学校の児童数がわずかに20人を少し超える程度。そのうち半数の児童が同神楽団員。先人の残したものを正しく次代に継承することが我々に託された使命と語り、その育成に力を入れながら、「白木に唯一残る伝統文化を多くの人にも伝えたい。ぜひ我々の舞を見に来て」と元商工会員で、50年以上にわたり同神楽団で活動を続ける江畑郁生さんは呼びかけます。当日は、地元の各種団体もバザーを出店し地元神楽団の記念公演を盛り上げます。入場は無料。みなさんもぜひ、白木の伝統神楽を楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ/白木町商工会 TEL(082)828-0703

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