アクティブニュース

全てみる

ダム湖畔にやすらぎの食事処オープン(世羅郡世羅町)

[日本の女子教育の先駆者・大妻コタカの生家を改築し、食事処として開放]

事業所・店舗紹介

なし

来店の際は事前の電話予約がベター

 世羅郡世羅町川尻の神農湖(三川ダム)畔にある大妻コタカの生家を利用した食事処「久恵風穴の里 ごもくめし」が来月8日(金)、オープンします。昭和34年のダム建設で神農湖畔へ移築された大妻コタカの生家の一部を店舗用に改築したもので、畳敷きの食事席や土間、囲炉裏などを完備。昨年10月末から約1か月間、試験的に営業を行っていましたが、このたび正式オープンを迎えることになりました。

 大妻コタカは大妻女子大学の創立者で、旧甲山町出身。大正11年、働く女性のための夜間高等女学校を日本で初めて開設するなど、日本の女子教育界の発展に大きく尽力。日本の女子教育の草分けとして多大な功績を残し、平成14年に旧甲山町の名誉町民に選ばれました。店名は、大妻コタカの自叙伝『ごもくめし』にちなんだもの。

 同店は、地元の主婦ら4名で運営。6畳と8畳の2間を食事処として一般に開放。席数は約20席。大妻コタカの遺品や写真、掛け軸などを展示する母の間もあり、「落ち着いて食事を楽しんでもらうのはもちろん、教育文化の志を学ぶ場、春の桜など自然豊かな場所で自然と共生する智恵を身につける場などとしても活用してほしい」としています。

 同店では地産地消をテーマに、地域近隣で採れた食材を利用した料理を提供。看板メニューのごもくめし御膳(1,500円)は、おから、ひじきなど身体に良い惣菜を盛り込んだ1日20食の限定品。「長年の主婦歴を生かした昔懐かしい田舎料理。豊かな自然のなかで目と舌で季節を感じてもらいたい」と同店の伏原由美子さん。桜弁当(1,000円)などの和食や、ケーキセット(700円)、抹茶セット(500円)などの気軽なメニューも用意。神農湖を望む大妻森林公園に隣接し、春は桜、秋は紅葉が美しく、「素朴な料理を楽しみながら、都会では味わえない静かな時間を過ごして」と伏原さんは誘います。春には屋外にお茶席を設け、手づくり作品の展示会、コンサートなど文化活動の発表の場としても広く開放し、地域のコミュニケーションづくりに積極的に取り組みたいと意気込んでいます。

 営業日は金曜日から日曜日の週3日。桜の季節は連日営業。営業時間は午前10時から午後5時。なお、事前に予約をすれば営業日以外でも対応可。電話にて希望日や時間などをご相談下さい。「この山あいの里に生まれた偉大な大先輩の意を継ぎ、先生の生家で素人発想を生かしながら、次の世代につながるお店づくりをめざしたい」とメンバー一同。温かい春を待っての正式オープン。季節の花々が咲き誇り、四季を通じて楽しめる憩いの場に、みなさんも一度足を運んでみてはいかがですか。

●お問い合わせ/久恵風穴の里 ごもくめし TEL(0847)24-0033
●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

このサイトを広める