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杓子を供養しよう(佐伯郡宮島町)

[杓子の魅力と伝統産業のすばらしさをPRして、観光客増加や地域産業の活性化図る]

地域イベント

宮島町 商工会

杓子は全国に知られた宮島の伝統工芸品

 佐伯郡宮島町の宮島町商工会では現在、来年1月23日(日)に開く、使い古された杓子に感謝を込めて供養する行事「宮島杓子供養」で、供養してもらいたい杓子と杓子への感謝の気持ちをつづった手紙を募集しています。

 宮島杓子は、宮島を代表する特産品として全国的に名が知られています。宮島杓子は江戸時代後期、光明院の修行僧・誓真(せいしん)が考案し、島民たちに製作方法を教えた飯杓子が広まったものと伝えられ、商売繁盛や家内安全、“敵を召し捕る=飯とる”縁起物としても人気で、みやげ物としても定着していますが、「今ではプラスチック製に押され、一般家庭で木の杓子が使われることも少なくなった」と同商工会経営指導員の中野隆志さん。供養行事は、宮島の伝統工芸品である杓子に親しみをもってもらおうと、同商工会観光部会のメンバーが企画したもので、宮島の伝統を生かした産業の様子について関心を深めてもうとともに、オフシーズンに観光客を呼び込むための新たな仕掛けとしての狙いもあるようです。

 供養行事は光明院の誓真大徳碑前で行われ、光明院の住職が祈とうし、集められた杓子を燃やします。杓子と感謝の手紙の受付期間は来年1月22日(土)まで。期間中、宮島の物産店に預けることもでき、当日持ち込みも可能です。ただし、プラスチック製品は不可。感謝の手紙には、古くなった杓子、いらなくなった杓子への感謝や思い出などをつづってください。コンテストを行い、入選作には豪華記念品を進呈します。「感謝の意を込めて杓子を供養してもらい、新しい杓子を購入してもらうことで地域産業が活気づくことにもなれば」と中野さんも行事への参加を呼びかけています。詳しい申し込み方法などについては、商工会までお気軽にお問い合わせください。

●問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828

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