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日本のもてなし文化を楽しもう(佐伯郡大野町)

[伝統工芸“宮島お砂焼”をテーマにしたイベントで、日本の文化にふれる多彩な催し]

地域イベント

大野町 商工会

古き良き日本文化にふれてみよう

 安芸の宮島を対岸に望む町、佐伯郡大野町。古くから厳島神社へ渡る桟橋までの門前町として栄えた同町の宮島口通りには、厳島神社ゆかりの宮島お砂焼三窯元をはじめ、焼きたてのもみじ饅頭や食事処といった日本のもてなしの文化が息づいています。今に受け継がれるこの日本のすばらしい文化を身近なものとして楽しんでもらおうと、同町の大野町商工会が今月17日(日)、宮島口商店街一帯で「宮島お砂焼まつり」を開催します。

 このイベントは、JR宮島口駅から桟橋までの間の宮島口商店街とその周辺に新たな活気を呼び込もうと、同商工会が同地区活性化策の一環として企画した催しで、“宮島お砂焼”をキーワードに文化の香り豊かな地域づくりをすすめて同地区を活性化しようというもの。3回目を迎える今年も“ちょっと気軽に、日本の秋のおもてなし”をテーマに、陶器市や陶芸の実演、大野瀬戸のグルメ市、街角コンサートなど、文化の香りと余韻の残る多彩な催しが予定されています。

 いちばんの注目は、“ちょっと日本を体験してみよう”と題して行われる、陶器市と陶芸の実演。お砂焼三窯元による共同陶器市では、日用品としても利用できる陶器が市価の3割引き。ロクロ陶芸の実演コーナーでは工芸師の熟練の技を間近で見ることができ、陶器手ひねり体験コーナーではオリジナルの素焼きの陶器づくりを体験できます。上田宗箇流のお茶会や圭斎窯お茶会、着物姿でイベントを楽しむことのできる着物着付けコーナーなどもあり、古き良き日本文化にふれる格好の機会となりそう。

 同町ならではの味覚も楽しみのひとつで、大野瀬戸のグルメ市ではかきフライやアサリのかき揚げ、小イワシの天ぷら、大野アサリ寿しなど大野の旬の名産品が満載。和太鼓やジャズ、ブルースなどの街角コンサートも開かれて、食と音楽の楽しい雰囲気が来場者を遊びの空間へと誘います。このほか、竹馬や竹とんぼなどが楽しめる昔の遊びコーナーや和紙漉き体験、入湯料500円で楽しめる宮浜温泉お湯めぐり、ボランティアガイドが案内する記念品付き史跡めぐりなどの催しが盛りだくさん。「手焼きせんべいの実演やお菓子づくりが体験できるお菓子の広場、厳島神社と大鳥居を眺めを海から楽しむ屋形船遊覧なども加わって、今年はさらにプログラムが充実。宮島口で1日ゆっくり、日本の伝統文化を楽しんで」と同商工会の岩田一典さんも来場を呼びかけています。みなさんも日本の文化を楽しみに、宮島口へ足を運んでみませんか。

●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111

※宮島お砂焼とは・・・

江戸時代、旅のお守りとして厳島神社本殿下の砂を持って行く習慣があり、この砂を混ぜて焼いたのが起源とされる。その後、いくどとなく窯の興廃があり、現在のお砂焼の基礎が固められたのは明治中期。川原陶斎氏、山根興哉氏らが継承した。清楚な雰囲気に特色がある。平成3年、広島県伝統工芸品に指定。

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