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広島、島根の優れた神楽団が集結(山県郡千代田町)

[県内で最も古い伝統の競演大会。ロシア公演を成功させた地元連合神楽団も特別出演]

地域イベント

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県内でも歴史が古く、権威と伝統ある大会

 広島県内で最も歴史ある大会のひとつで、古くから多くの神楽ファンに親しまれている山県郡千代田町の「芸石神楽競演大会」が今月2日(土)、同町壬生の千代田町運動公園総合体育館で開かれます。同町は県内有数の神楽どころで、女性や子ども神楽を含めると23の神楽団が古くからの伝統を受け継いで、今も精力的な活動を行っています。同大会は、この地域の人々にとってかけがえのない民俗芸能である神楽を文化財として正しく保存、継承しようというもので、壬生の大花田植、本地の花笠踊りとともに同町を代表する伝統芸能のひとつに数えられ、1949年(昭和24)に第1回大会が行われて以来、毎年10月に開催される由緒ある大会です。

 大会には、同町および周辺町村、島根県などから演技の優れた団体が出演。権威ある大会と格付けされ、毎年10数団体が体育館を埋める大観衆の前に夜を徹して新旧の舞いを披露し、名誉の称号を得るために日頃の修練の成果を競い合います。「56回目を迎える今年は、特別出演も含めて12団体が出演。この大会に参加させてほしいという声も数多くあったなか、演技力、人気ともにトップクラスのすばらしい団体が出そろった」と千代田町商工会経営指導員の合野忠敬さん。

 今大会いちばんの注目は、昨年10月にロシアのサンクトペテルブルグ市で開かれた同市の建都300周年記念祭に参加した千代田連合神楽団の特別出演。伝統のカペラ劇場でのロシア公演で上演され、多くの観客を魅了した『八岐大蛇』の華やかな舞いの再現に、地元でも早くも期待が高まっているようです。もちろん伝統ある大会にふさわしく、県内外の優秀な神楽団が自慢の演目を披露し、その技を競う豪華な競演も見ごたえ十分。「すばらしい演技、さわやかな楽の音、工夫を凝らした衣装すべてが一体となって織り成す舞いのすばらしさに注目し、地域の人々が神楽を継承しようとする懸命な姿に声援を送ってほしい」と、同商工会経営指導員の宗廣洋二さんも来場を呼びかけています。ハイレベルな神楽団が一堂に会す、伝統の神楽大会をこの機会にみなさんもぜひご覧ください。午後1時30分開演。前売券大人2,000円・小人800円、当日券大人2,500円・小人1,000円。

●お問い合わせ/千代田町商工会 TEL(0826)72-2380

第56回芸石神楽競演大会プログラム

13:30~ 「神降し」(儀式) 春木神楽団(千代田町)
14:00~ 「滝夜叉姫」(新舞) 東山神楽団(千代田町)
14:40~ 「東夷征伐日本武尊」(旧舞) 安野神楽団(加計町)
15:20~ 「山 姥」(新舞) 春木神楽団(千代田町)
16:00~ 「天の岩戸」(旧舞) 因原神楽団(島根県川本町)
16:40~ 「ロシア公演八岐大蛇」(特出) 千代田連合神楽団(千代田町)
17:20~ 「吉備津彦」(新舞)西宗神楽団(豊平町)
18:00~ 「頼政鵺退治」(旧舞) 土居神楽団(加計町)
18:40~ 「大江山」(新舞) 上河内神楽団(安芸高田市美土里町)
19:20~ 「青葉の笛」(新舞)中川戸神楽団(千代田町)
20:00~ 「塵 倫」(旧舞) 三谷神楽団(筒賀村)
20:40~ 「紅葉狩」(新舞) 大塚神楽団(大朝町)
21:20~ 「葛城山」(特出) 横田神楽団(安芸高田市美土里町)

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