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洋菓子販売店を新規開業(廿日市市吉和)

[海外修行から戻った女性パティシエが、吉和の新たな特産品を生み出す]

事業所・店舗紹介

なし

 廿日市市吉和で、商工会の新規開業アドバイスのもと女性パティシエが独立開業をめざし、同地区の冠高原内で今月末のオープンに向けた開店準備が急ピッチで進められているようです。オープンするのは洋菓子の販売店で、吉和の里の緑豊かな高原にログハウスふうの店舗兼製造工場が完成する予定。同店はひまわりの種を使ったパン、クッキーを商品のひとつとして売り出す計画で、同地区の新たな特産品となりそうな商品に、開業を支援する吉和商工会も大いに注目しているようです。

 新店舗のオープンは今年5月、同商工会が地域資源を活用した環境保全活動の一環として、休耕田に景観作物として植えるひまわりの苗づくりを行ったことがきっかけ。苗づくりの際、同商工会は将来の商品化を視野に、食用ひまわりの種を自家採種用に試作。その種を生かしたオリジナルのパン、クッキーの製造プランを、経営指導員の山崎一成さんが海外修行から地元に戻った女性パティシエに持ちかけたところ、本人の希望と一致。彼女は当初、同地区のリゾート施設、魅惑の里で地元の食材などを使った料理を教える教室を観光客向けに開く予定でしたが、山崎さんのすすめもあって店舗建設の計画が7月から一気に具体化しました。すでに商品化のノウハウをもち、自己資金の調達も可能だったことから、「商工会としては、ひまわりの種の商品化を持ちかけたことぐらいでは」と山崎さんも驚くほど、店舗の立ち上げは実にタイミング良くスムーズに進捗したようです。

 同商工会では今後、販路開拓支援に乗り出し、幅広い販売手段を整えて新たな特産品を県内に広くPRしていきたい考え。ひろしま夢ぷらざでの出店販売などのほか、具体的な案として挙がっているのが、同商工会が来年1、2月を目途に地元の郵便局と共同で事業展開をめざす“ふるさと小包”。同地区の各種特産品を郵便小包で県内各地に産地直送するサービスで、商品鮮度にこだわる本人の意向でパンは見送られましたが、全14品目のひとつにクッキー加える予定で、郵便局のネットワークを活用して吉和の新たな特産品を多くの人に届けたい、と山崎さんも意気込んでいます。

 現在商品化されているパンとクッキーは、いずれも仕入れたひまわりの種を原料に製造されたもの。今年7月に植苗したひまわりの種は今月半ばころの収穫予定ですが、地元産の種を使った特産品として売り出すために必要な量をまかなうため、計画的な栽培体制の確立支援も同商工会の今後の課題のひとつとなりそうです。

●お問い合わせ/吉和商工会 TEL(0829)77-2565

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