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観光客と商店街結ぶ町づくり(山県郡加計町)

[名勝・吉水園の一般開放に合わせてストリートギャラリーを展開し、商店街の魅力PR]

地域イベント

なし

モリアオガエルの生息地としても知られる、名勝・吉水園

 山県郡加計町の名勝・吉水園が今月29日(土)から春の一般公開を迎えます。同園の一般公開に合わせ、地元の加計町商工会も加計町本通り商店街にさまざまなテーマのストリートギャラリーを開放し、商店街の魅力を観光客らにアピールしようと意気込んでいるようです。

 同園の一般開放は毎年、春と秋の年2回行われ、春の開放スケジュールは今週末の2日間と、来月5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)の計6日間。モリアオガエルの生息地として知られる同園は江戸時代中期に作られた庭園で、緑の樹木と池の中に茅葺き屋根の吉水亭、薬師寺などの建物が配置された名庭。昭和26年に広島県名勝天然記念物に指定されました。同園の一般公開を前に、「しっとりした庭園で、庭園美はもちろん、太田川や周囲の山並みを見渡す景観もすばらしい」と、同商工会経営指導員の田村尚志さんも地元の観光名所を積極的にPRしています。

 同園の一般公開に合わせ、本通り商店街では常設の昔懐かしい鍛冶屋館をはじめ、神楽の面や衣装を展示する神楽館、蓄音機や戦前のレコードをそろえた音の館などを中心にストリートギャラリー25館がフルオープン。このストリートギャラリーは、空き店舗や店内の一角を利用し商店街全体を博物館にしようという構想のもと、同商工会が平成7年にスタートさせたもので、空き店舗やショーウインドーを活用したギャラリーを開設したほか、常設展示場の鍛冶屋館など整備。シンボルマーク、ロゴ、カラーの統一などによる景観づくりも進められ、今では同園公開に合わせたもうひとつの呼び物として観光客らの人気を集めています。同園を訪れる観光客を商店街に取り込み、回遊性をもたせて地域をアピールすることが同商工会の狙いで、「町の古さを逆手に取り、新しい顔としてよみがえらせた試みにもぜひ注目してもらいたい」と田村さん。来月12日、13日の両日には商工会主催のイベントの開催なども予定しており、同園とともに博物館に見立てた商店街を散策し、“歴史とロマンの街”を感じてほしいと田村さんらは呼びかけています。みなさんもさっそく今週末、加計町の吉水園と商店街に足を運んでみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ/加計町商工会 TEL(08262)2-1221

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