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地域情報満載のミニコミ誌(豊田郡豊町)

[御手洗地区の歴史、人物にスポットをあてた、商工会による地域情報誌の最新号発行]

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地域情報満載の「みたらい通志」の最新号

 豊田郡豊町の豊町商工会が企画、制作する、同町御手洗地区の情報を掲載した「みたらい通志」の最新号、2003年春号がこのほど発行されました。みたらい通志は平成8年創刊の地域情報誌で、春と秋の年2回発行。現在、第13号まで発行され、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される御手洗の歴史や人物、特産品などの情報を町内外に提供しています。

 広島県の南端、芸予諸島・大崎下島を中心とした同町は、渡り作と大長みかんで有名な町。江戸時代に開かれた御手洗地区は、北前船や諸大名の交易船の風待ち、潮待ちの港町として栄えました。同商工会ではもともと、来島者との交流や御手洗地区の地域振興に大きな役割を果たす観光ガイドの充実と、観光客へのホスピタリティの向上をめざすためのきっかけづくりとして同誌を発行。そのため同誌を地域に全戸配布し、地元の人々にふるさとの魅力を再認識してもらうためのツールとして同誌を活用してきました。「観光資源の紹介ではなく、御手洗の歴史、人物などを地元の方々に知ってもらうことが大きな狙いだった」と同誌編集委員で同商工会経営指導員の田阪行久さん。同町での出来事や自慢の味、観光情報などが手書きのイラスト、写真を多用した誌面に満載されたユニークなミニコミ誌はやがて島を訪れる人たちにも集め、「第10号を数えるころから新たな観光客の掘り起こしにも大いに役立つようになった」と田阪さん。

 春号の特集記事では、御手洗の鍛冶職人で“島の発明王”と呼ばれる中村省介さんにスポットを当て、昭和前期の鍛冶屋の様子や、中村さんが編み出した島の暮らしに役立つ実用品の数々を紹介。特集シリーズの御手洗ものがたりでは、御手洗と薩摩藩の深いつながりなどについて紹介。島の歴史資料をひも解きながら、明治維新前夜、広島藩と薩摩藩がどのような関わりをもっていたか、御手洗が歴史上どのような役割を果たしたのかなどが分かりやすく解説されています。このほか、御手洗で人気のおふくろの味、島の新たな特産品である大長檸檬酒の紹介など、全10ページの誌面の中に“みたらい”の情報が満載です。

 発行部数は3,000部。同町の観光案内所、潮待ち館・観光交流センターほか、ひろしま夢ぷらざや広島港、呉港ターミナルでも無料配布しています。ご覧になった方はぜひ、同商工会までご感想をお寄せください。

●お問い合わせ/豊町商工会 TEL(08466)6-2020

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