アクティブニュース

全てみる

お雛さまが春の島彩る(佐伯郡宮島町)

[古くから伝わる雛飾りを町内の旧家などに展示し、奥深い宮島の魅力を紹介]

地域イベント

宮島町 商工会

宮島の旧家に貴重な雛飾りがよみがえる

 春の厳島を華やかに盛り上げる「みやじま雛めぐり」が今月25日(木)から、佐伯郡宮島町で始まります。この催しは、宮島に古くから伝わる雛飾りを町内の旧家、歴史的施設に展示し、観光客向けに開放するもので、今年で4回目。もともと旧暦の桃の節句を観光客らとともに楽しもうと宮島町商工会女性部が企画した催しで、同町ならではの雅やかな春のイメージを発信する行事として定着し、期間中はたくさんの観光客でにぎわいます。

 同町の商家や一般家庭には、宮島の近世の繁栄を裏打ちする豪華な雛飾りが数多く残されており、今回は築数百年の旧家である山本家、野坂家、小西家と、大聖院、宮島歴史民俗資料館の全5会場に、江戸から昭和にかけての貴重な雛人形、雛道具をはじめ町内各家愛蔵のお雛さまが華やかによみがえります。また、参道商店街の商店、旅館・ホテルなど27か所の協賛サブ会場にもさまざまな雛飾りが設置され、期間中は宮島の町がお雛さま一色に染まることになりそうです。

 「雛飾りはもちろん、宮島に残る古い町並みや建物、歴史的建造物なども楽しんでもらいたい。雛めぐりにはその両方の思いを込めた」と来場を呼びかけるのは、催しの発案者で前商工会女性部長の宮郷素子さん。宮島に眠る貴重な観光資源を掘り起こし、「一味違う宮島を体験してほしい」と3年前、約8か月かけて15名の部員らとともに雛人形を町内各所から集め、飾りつけや幟の設置などもすべて手づくり行い、自分たち主体でこの催しを立ち上げました。「旧家に続く裏通りを歩きながら、これまでと違った宮島の表情が楽しめた」「旧家の建築美や昔ながらの生活様式に宮島の奥深さを感じた」など、雛めぐりは大きな反響を呼ぶとともに、その主体的な活動を支えるために多くの協賛店が名乗りを挙げるなど、宮郷さんらの取り組みは連帯感のある町づくりや地域社会の活性化にも大きな役割を果たしました。

 雛めぐりは来月3日(土)まで。これほどの催しになるとは思わなかった、と当時を振り返りながら、「雛めぐりを通じて、一人ひとり新しい宮島を発見して」と宮郷さん。従来の宮島が持つイメージよりさらに奥深い“宮島の魅力”を、みなさんも見つけに出かけてみませんか。入場料大人300円、高校生170円、小中学生150円。購入するとすべての会場に入場できるパスポートを宮島桟橋案内所と各会場で販売。また、町内各所でピンクの幟を掲示している場所ではお雛さまを自由に見学することができます。宮島桟橋観光案内所に開催場所を記したマップが用意されていますので、幟を目印にみなさんも宮島の散策をお楽しみください。

●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828

~みやじま雛めぐり開催場所および開催時間~

山本家:午前10時~午後4時
野坂家:午前10時30分~午後4時
小西家:午前10時30分~正午、午後1時30分~同4時
大聖院:午前9時~午後5時
宮島歴史民俗資料館:午前8時30分~午後5時

※閉館時間の30分前までにお入り下さい。
※混雑時には入場制限することがあります。
※休日はありませんが、やむを得ず休館の会場がありましたらご容赦下さい。

このサイトを広める