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里山の自然美楽しむ花祭り(甲奴郡総領町)

[春の訪れ告げるセツブンソウをテーマに、町おこしを図るイベントを開催]

地域イベント

なし

可憐な山野草に親しめる催しが盛りだくさん

 早春の花として知られるセツブンソウが見ごろを迎えた甲奴郡総領町で今月7日(日)、里山に春の訪れを告げる可憐な野草をテーマにしたイベント「節分草祭・名人市」が開催されます。旧暦の節分の頃から花を開くため、同町で“春を告げる花”として愛されているセツブンソウは、小さな白い花を咲かせる日本固有の野草でキンポウゲ科の多年草。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種とされる稀少種ですが、同町では20か所以上の自生地が確認されており、町の天然記念物に指定されています。セツブンソウは草刈りをしないと咲かない野草であり、自然の営みと人間の共存を象徴する花として同町では大切に保護されています。

 同イベントは、セツブンソウ自生地の一般公開期間中に開かれる花祭りで、セツブンソウに親しんでもらうための催しを通じて町おこしを図ろうというもの。同町下領家の道の駅、リストアステーションをメイン会場に、セツブンソウの生態観察ができる節分草教室、同町の高齢者たちが手づくりの技を披露する名人市をはじめ、鉢植えの中に小さな自然を再現する山野草寄せ植え教室、節分草俳句会などの催しが今年も数多く予定されています。また当日は、地元保存会のメンバーらが種から大事に育てたセツブンソウの苗を限定販売するほか、町内の各種団体による新鮮野菜、手づくりこんにゃくなどの特産品販売も行われます。

 今月14日(日)までの公開期間中、リストアステーションには山野草や町の歴史などを説明する節分草ボランティアガイド、花守り(はなもり)が常駐し、セツブンソウの紹介や希望者には自生地を案内します(花守りの案内が必要な場合は要事前予約)。リストアステーション内の光のドームでは、絵葉書や節分草物語の冊子などのセツブンソウグッズも販売。また、10名以上での昼食の予約も受け付けており、3日前までに予約をすれば、古い木造校舎を改築したふるさとセンター田総で同町特産の食材を用いた郷土料理を味わうこともできます。「人と自然の共存をテーマに、総領が里山を楽しむ町づくりを進めるきっかけとなったのがこのセツブンソウ。多くの町民に愛される可憐な花をご覧いただき、この町で春の訪れを感じてもらいたい」と、同イベント事務局である総領町商工会経営指導員の山坂健治さん。みなさんもこの機会にぜひ、里山に春を告げ、これからの自然と人間の関係を象徴するセツブンソウに親しんでみませんか。

●お問い合わせ/総領町商工会 TEL(082488)2127(平日)
●お問い合わせ/リストアステーション光のドーム TEL(082488)3050(土・日曜日)

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