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山間地域の青年部が合同交流会(双三郡布野村)

[例年と趣向を変えた勉強会で、青年部員らが経営に関する現状分析の手法などを学ぶ]

セミナー・プロジェクト

なし

中小企業診断士の講義に耳を傾ける4商工会の青年部員

 地域の若手経営者、後継者の交流と親睦を目的に、双三郡布野村、作木村、君田村の各商工会青年部と比婆郡口和町の口和町商工会青年部の部員らが今月25日、布野村の道の駅、ゆめランド布野で「3村1町商工会青年部交流会」を開きました。この交流会は、隣接地域間における相互の交流促進を図ろうと、双三郡3村の青年部員らが声を掛け合い平成3年にスタート。第4回目から口和町商工会青年部を加え、各青年部持ち回りの恒例行事として回を重ねて今年で14回目を迎えました。青年部間の親睦をよりいっそう深めることを目的に活動し、ビーチボールバレーやグラウンドゴルフなど気軽に楽しめるスポーツ活動を通じて、各部員が互いに競い合うことなどで相互の交流を深め、部員同士の団結意識を高めてきました。

 今回、交流会の企画を担当した布野商工会では、双三郡3村が4月1日に三次市と合併することなどを踏まえ、各部員らに経営環境の変化に対応できる柔軟な企業に生まれ変わるためのヒントを提供しようと、例年と趣向を変えた“経営革新”“企業戦略”をテーマにした勉強会を実施。「スポーツを楽しむのも良いが、少ない予算で最大限の効果を生み出すことを考えた」と、勉強会を企画した同商工会経営指導員の中原実穂さん。

 交流会では、同商工会が今年から取り組んでいる後継者育成事業の講師である中小企業診断士の山根敏宏氏が、新時代のニーズに応える新しい企業戦略を策定するための条件などを豊富な事例紹介を交えて部員らにアドバイス。参加した27名の部員らは外部専門家の指導のもと、自社の経営や自社を取り巻く環境の分析、業務改善・改革の考え方などを学習し、中小企業診断士試験の事例問題にも取り組みました。自社の経営状態を正確に分析することがこれからの経営戦略や計画策定の際に大切であることを学び、また、人間関係が高意欲組織を作ることなどの助言も受け、今回の交流会は参加した部員らが自社の状況をさまざまな視点から考え直す良いきっかけとなった様子。

 交流会の後に開かれた懇親会の席上、「具体的な参考事例が大いに役立った」「企業経営にとって人間関係も重要であると分かった」などの声が聞かれ、「来る広域合併に対して部員らがより強い危機意識を持って臨むことが重要。こうした勉強会をシリーズ化させ、自社の将来像をどう描くかの材料を提供し続けていきたい」と、中原さんは経営環境と支援ニーズの変化に合わせて広域化に向いた経営指導をさらに強化させたいと、自身の意気込みも新たにしたようです。

●お問い合わせ/布野商工会 TEL(0824)54-2036

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