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農業収支計画の方法をアドバイス(世羅郡3商工会、久井町商工会)

[世羅高原の農業生産者らに、収支計画の準備を進めてもらうための説明会を実施]

セミナー・プロジェクト

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 世羅郡3商工会と久井町商工会が合同で今月8日、甲山町の甲山町商工会館で、同地域の農業生産者らを対象にした「農業収支計画説明会」を開きました。現在、多くの農家の人は“農業所得標準”を目安として確定申告を行っていますが、この農業所得標準が順次廃止され、農家の人たちも平成16年分の確定申告(平成17年2月16日~3月15日)から収支実額計算によって申告することが義務づけられました。農業所得標準を用いて申告していた人たちが16年分の確定申告に備え、今から収支計算の準備を進めることが必要となったのを受けて、甲山町商工会が同説明会の開催を企画。収支計算による申告を推進し、農業所得標準で申告をしている人たちに記帳する習慣を身につけてもらおうと、他の商工会にも呼びかけて実施の運びとなりました。また、地域の農業者生産者らを支援することで、会員増強を図りたい考えもあったようです。

 甲山いきいき村、四季園にしおおた、大見ふれあい市、フレッシュかもなど同地域の農産物直売所に、野菜、農産加工品を出荷している生産者らを対象に行われた説明会には、50名が参加。収入金額の証明書、必要経費の領収書などを保管するよう呼びかけたほか、4商工会が事前に作成した手づくりの要点テキストを活用し、各商工会から講師役として参加した4名の経営指導員、記帳専任職員らが約1時間30分かけて、具体的な収支計算の仕方などを一人ひとりに詳しく解説しました。「例題を盛り込み、参加者自らが記入を行う演習方式をテキストに取り入れた」と、甲山町商工会記帳専任職員の佐倉喜代美さん。説明会では初めて記帳を行う人が多かったことから、実践を通して申告の方法が身につく分かりやすい講習を心がけた様子。参加者からは熱心な質問が相次ぎ、「これなら自分にもできるかもしれない」「帰ってさっそくやってみる」などといった声を耳に、「記帳する習慣を身につけてもらうためのきっかけづくりが今回の目的。まずはその成果を果たせたと思う」と佐倉さん。参加者から再度の講習を望む声が多かったため、4商工会では来年度改めて、同様の説明会を行いたいとしています。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(08472)2-0529

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