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神話息づく冬の山あいに舞いの競演(比婆郡東城町)

[全国でも貴重な比婆荒神神楽をはじめ、各地方の神楽団が地域色豊かな妙技を披露]

地域イベント

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 数々の神話が息づく、広島県北東部の比婆郡東城町および西城町一円。神楽の盛んな土地柄としても知られ、この地域に伝わる“比婆荒神神楽”は、神楽として広島県で唯一国の重要無形民俗文化財に指定されています。広島の神楽は大きく4つに分けることができ、比婆荒神神楽はそのうちのひとつ。文献に現れる民間の神楽としては最古のもので、この古くから地域に伝わる伝統芸能の保存に努めることを目的する、比婆郡東城町の冬の恒例イベント「帝釈峡近郷神楽競演大会」が今月7日(日)、同町川東の東城町老人福祉センターで行われます。この大会は、比婆荒神神楽をはじめ各地の神楽団が一堂に会し、神楽の競演を行う大会で、今年で21回目の開催を迎える伝統行事です。同町の比婆荒神神楽は、各地区ごとに祀っている本山三宝荒神(もとやまさんぽうこうじん)に五穀豊穣、家内安全を祈願して奉納される神楽で、出雲神話を題材にした踊りなどが見られます。神がかり託宣の神事を伝えるなど全国でも貴重な存在として知られ、その舞いを一目見ようと会場は例年多くの神楽ファンで埋め尽くされます。

 今大会には比婆荒神神楽社ほか、山県郡千代田町の川西神楽団、高田郡美土里町の茂田神楽団、岡山県哲多町の備中神楽矢戸社の4神楽団が出場。各地方ごとに継承された趣の異なる舞いを堪能できるのが同大会の魅力で、地域色豊かな伝統の妙技をひとつの場所にいながらにして楽しむことができます。また、各神楽団の公演時間も1時間と長く、それぞれが得意とする舞いの真髄を存分に堪能できるところにも人気の秘密があるようです。「広島で多くの人に愛される石見神楽を原型とした神楽とは違った、全国でも貴重な東城ならではの伝統芸能を楽しんでほしい」と、東城町商工会経営指導員の半田富啓さん。みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。前売券中学生以上2,000円・小学生以下1,000円、当日券中学生以上2,500円、小学生以下1,500円。開演午前10時。チケットのお問い合わせは、商工会までお気軽にどうぞ。

●お問い合わせ/東城町商工会 TEL(08477)2-0525

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