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かきのブランド化めざす(佐伯郡大野町)

[独自の名称を使って産地イメージの浸透を図り、リピーターの獲得などを狙う]

事業所・店舗紹介

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 広島名物、かきのシーズンがいよいよ到来し、県内各地では最も消費の多い12月に向けて徐々に生産を高めています。そうしたなか、かきの主産地である佐伯郡大野町で、かきのブランド化に向けた動きが進んでいるようです。同町と宮島に挟まれた大野瀬戸は、かきの養殖が盛んな場所。同町はかきどころ広島の中でも、1、2位を争うかきの産地として知られています。同町の2漁協が大野町商工会とともにめざしているのは、同町の名を前面に打ち出したかきブランドの確立。明確な産地表示によって消費者の信頼に応えるとともに、より多くのリピーターを獲得しようと、同商工会ではこの春から大野町漁協、大野漁協と共同でブランド化に向けた検討を重ね、「大野瀬戸かき海道」と命名したブランドを今シーズンから導入することになりました。お歳暮商戦を間近に控え、両漁業では贈答用箱やのぼりなどを作製。国道2号線沿いに宣伝用ののぼりを掲げるなど、新ブランドのPRに乗り出しました。

 「ブランドイメージはすぐに定着するものではない。まずは地域に浸透させるための支援をできることから始めたい」と、同商工会経営指導員の岩田一典さん。同商工会ではこのほど、昨年度作成した“宮島口地区散策マップ”を更新。宮浜温泉編、宮島お砂焼編それぞれに大野瀬戸かき海道の名を新たに記載し、同町を訪れる人に配付するなどして産地イメージの浸透を図っています。独自のブランド名、のぼりなどを使った産地のブランドアップ対策はめずらしく、同商工会でも厳しい産地間競争を勝ち抜くため、広島かきの名のもとに希薄だった産地イメージを広めるための支援活動を今後も積極的に行っていきたいと張り切っています。両漁協では、ブランド名とともに、大野瀬戸の全景や厳島神社の大鳥居の風景などをあしらった、贈答用1kg用2万箱、2kg用6000箱を用意。これから本番を迎えるかきのシーズンに、またひとつ美味しい話題が増えたようです。

●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111

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