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港に特色ある交流空間を(豊田郡瀬戸田町)

[地元商店街の提案によるイベントを“みなとオアシス”登録への足掛かりに]

地域イベント

なし

 豊田郡瀬戸田町の耕三寺博物館前から瀬戸田港まで東西約600mの参道に沿った古き良き面影を残す、しおまち商店街。同商店街では、郷土色豊かな地場産品など各店自慢の逸品、逸サービスを売り物にする“1店逸品運動”や、ITを活用した情報発信に着手するなど、瀬戸田町商工会と足並みをそろえて積極的な観光客誘致に努めています。同商店街では昨年秋、新たな仕掛けとして同商工会青年部などと共同で、同商店街から多種多彩な出品による特価販売市を企画。“瀬戸田を丸ごと味わってみませんか”をコンセプトに、瀬戸内海汽船(株)が期間限定で運行した“せとうちおさんぽクルーズ”の最終日に合わせ、同商店街の全商店主らが一堂に会し「汐待市」と銘打ったイベントを開催しました。商店主らによるバザーやフリーマーケットをはじめ、瀬戸田名物の浜子鍋、みかん餅の実演販売といった瀬戸田らしい食の活用、さらに子どもを対象としたイベントなど、瀬戸田港を舞台に地元住民が観光客らもてなした初の汐待市は、港を使った取り組みのめずらしさで幅広く参加者を引きつけることに成功。今年のゴールデンウィークに行われた第2回目の汐待市では、2日間の人出が4,000人を超えるなど、地元の商店主らも驚くほど港や商店街がにぎわいました。同商店街などでは今月22日(土)、第3回目となる汐待市を瀬戸田港一帯で開催。56店舗の商店主らによるしおまちバザール、郷土色豊かな瀬戸田の旬の味覚を取りそろえたお魚市、柑橘・くだもの販売、みかん餅の実演販売、屋台まつりをはじめ、ひょうたん島を眺めるミニクルーズ、子どもたちを対象とした竹とんぼやクリスマスリースづくりの体験教室など、多彩な催しを予定しています。

 同町では現在、「みなとオアシス」という住民参加のまちづくり活動が進められています。みなとオアシスとは、港や海辺の親水空間と地域の交流ややすらぎの場として地域住民に開放し、地域主体で活用してもらうための国土交通省中国・四国地方整備局が打ち出した構想で、今年度中に管内数か所に港を活用した拠点を設け、特色のある交流空間を作るというもの。現在、制度化に先立ち瀬戸田港、山口県由宇港(由宇町)、鳥取県鳥取港(鳥取市)、愛媛県枝越港(伯方町)の4つのモデル港においてワークショップを立ち上げ、調査が行われており、「登録されれば将来的に国や県などの補助も期待できる」と、瀬戸田町商工会補助員の大谷貴紀さん。今回の汐待市はその登録に向けた取り組みの一環として行われるもので、同商工会などでは住民参画のもとで新たなにぎわいの場の創出に取り組みながら瀬戸田港の活用方策、運営体制などの検討を重ね、汐待市という地元商店街の提案を、「みなとオアシス最初の登録へとつなげたい」と意気込んでいます。汐待市の開催は午前10時から。柑橘類の魅力を満喫できるシトラスパークせとだ、紅葉に彩られた耕三寺など、秋の瀬戸田には見どころもいっぱい。みなさんもこの機会にぜひ、瀬戸田町にお出かけください。

●お問い合わせ/瀬戸田町商工会 TEL(08452)7-2008
しおまち商店街のホームページはこちら

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