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万葉の里の風情とグルメを堪能(豊田郡安芸津町)

[万葉火の点火をメインに、町内各所で歴史と特産を生かしたさまざまなイベント]

地域イベント

なし

万葉集ゆかりの地、風早の保野山に万の火文字が浮かぶ

 天平8年(736)に新羅国に派遣された遣唐使船の一行が、風早の浦に船泊まりした夜に詠んだ歌2首が『万葉集』に記されていることから、“万葉の里”と呼ばれる豊田郡安芸津。遣唐使船の水駅にも使われていた、この万葉の里の保野山に“万”の火文字が赤々と浮かび上がることで知られる、同町の一大イベント「火とグルメの祭典 あきつフェスティバル」が今月15日(土)、16日(日)の2日間、同町風早の安芸津町民グラウンドなどで開催されます。同イベントは、ふるさとの故事にちなんで新たな地域文化を創造しようと、地元の万葉火実行委員会のメンバーらが平成2年にスタートさせたもので、夜空や内海の水面を彩る火文字の風情と、同町ならではの味覚を堪能できることなどで人気を集めています。町内各地でふるさとの文化や特産を生かした見学、体験ツアーを組むなど、町民あげての取り組みは今年で14回目を数えるイベントへと発展し、毎年数万人の参加があるといわれています。イベントのハイライトとなる“万”の文字焼きは、かつて狼煙を上げていた保野山に縦108m、横58mのスケールで火文字を灯すもので、瀬戸内海の水面に赤々と浮かぶ幻想的な火文字は比類のない美しさで訪れる人々を魅了する、同町秋の風物詩となっています。

 万葉火の点火を中心に2日間、メイン会場の町民グラウンドには、野外ステージや地元特産品の展示、即売、特産品を利用した料理の即売なども加わり、にぎやかな祭典が繰り広げられます。タイトルにもあるグルメは、サブ会場(有料)で満喫でき、じゃがいも堀りやみかん狩りが楽しめる“野の幸めぐり”(16日)、カキ船に乗ってカキの巻き上げ風景を見学し、かきめしなどを試食する“海の幸めぐり”(16日)、広島杜氏の里である同町の酒蔵見学や利き酒を楽しむ“杜氏のふる里めぐり”(15日)、歴史の面影を訪ねて歩く“万葉の里めぐり”(16日)など、町内各所で見学と体験を盛り込んだ各種ツアーが組まれています。「じゃがいも、かきなど特産の収穫時期に合わせ、昨年からイベントの日程を変更した。今年も安芸津の旬の味を存分に楽しめるイベントになりそう」と、安芸津町商工会経営指導員の尾里瑞生さん。また、今回のイベントでは、同商工会青年部による大羽釜が7年ぶりに復活。同青年部地域開発委員会がイベントを盛り上げようと企画したもので、イベント2日目、部員らがメイン会場で地元の酒蔵の大羽釜を使った3,000人分のスペシャルかきなべづくりに挑戦。午前10時30分からでき上がったかきなべを来場者らに無料でふるまう予定です。みなさんもこの機会にぜひ、安芸津に集うグルメの数々を楽しんでみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ/安芸津町商工会 TEL(0846)45-4141

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