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白壁の町並みに多彩な催し(甲奴郡上下町)

[飛脚の往来を再現するイベント、地場産品の展示即売などで商店街の活性化図る]

地域イベント

なし

独自の装束とパフォーマンスが見ものの飛脚リンピック

 かつては代官所も置かれた江戸幕府直轄の天領であり、山陰と山陽を結ぶ石州街道の宿場町としてにぎわい、石見銀山の銀の集積中継地として栄えた甲奴郡上下町。県史跡の代官所跡、当時の見張り櫓をそのまま残す旧警察署、明治時代の財閥角倉家の蔵だった上下キリスト教会、大正時代の芝居小屋、翁座をはじめ、白壁となまこ壁の続く目抜き通りには、江戸期から昭和初期の面影を色濃く漂わせる貴重な建物が多く残されています。落ち着いた白壁の家並みや歴史的景観がロマンをかきたてるこの通りに新たなにぎわいの場を作ろうと、上下町商工会が来月1日(日)、上下町商店街一帯で「上下白壁まつり」を開催します。同イベントは、今年で10回目を迎える恒例の商店街イベントで、白壁のにあうロマンの町並みを舞台に、飛脚リンピック、ふるさとフェスタなど、商店街の活性化とコミュニティづくりを目的としたさまざまな催しがにぎやかに行われます。

 かつて同町に代官所があったころ、中央と行き交う飛脚が数多かったといいます。同イベントの目玉となるのは、ふるさとの歴史の一コマにちなむ“飛脚リンピック”。白壁の町並みをバックに、飛脚を通して未来への飛躍をめざそうというこの競技。飛脚が往来した当時の様子を参加者が独自のパフォーマンスを交えながら表現豊かに再現するもので、そのユニークなしぐさが面白さを誘うとして、来場者らの人気を集めています。出場チームは各チームとも装束を工夫し、スタートから折り返し地点までの約300mを往復。途中、パフォーマンス広場など4か所の関所が設けられており、そこで各チームが繰り広げる独自の紹介口上やパフォーマンスが見ものです。歩行者天国となる商店街では、町外の人たちとも交流を図り町の魅力をアピールしようと、地元の生産者グループ、各種団体などが地場産品の展示即売やバザーを行うふるさとフェスタが同時開催されるほか、商店街の店舗を活用したガラス工芸展や骨董市、ニュースポーツ・ディスコンのゲーム講習、地元小学生らによる翁かぐらといった関連行事も盛りだくさんに行われる予定です。「多彩なイベントを通じて昔ながらの商店街の良さを見つめ直してもらえれば」と、同商工会経営指導員の藤村寿昭さん。同商工会ではこの日に合わせ、商店街滞留の一環として、商店街の小売店や飲食店のこだわりの品、名物などを写真入で掲載した町外者用の“私の店の1番品リーフレット”“町並みリーフレット”を作成。みなさんも手づくりのリーフレットを手に、落ち着いた白壁の家並みが続く商店街の散策と多彩な催しを楽しんでみませんか。

●お問い合わせ/上下町商工会 TEL(0847)62-3504

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