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低コストの新たな販促手法を紹介(高田郡6商工会)

[人間的な関係性に着目した固定客化のシステムの活用実例などを郡内の事業者らが学ぶ]

セミナー・プロジェクト

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 高田郡6商工会が共催で1日、地域の事業者らに新たな低コストの販促手段を身につけてもらおうと「販売促進セミナー」を開催しました。このセミナーは、売上効果にすぐれた新しいダイレクトメール手法を広く紹介し、消費者に対する的確な販促アプローチで安定的な売り上げを実現してもらおうと、吉田町商工会が企画。郡内の商工会に呼びかけて行われたもので、6町の事業者ら36名が参加しました。セミナーで紹介されたのは、東京都中央区のコンサルティング会社、ジャイロ流通研究所が開発した“PDMS(パーソナル・ダイレクトメール・システム)”。PDMSとは、似顔絵名刺とDMなどを活用した顧客管理を含む生涯顧客化(固定客化)システムで、販売や営業にあたる事業主の個性を生かし、消費者一人ひとりと良好な人間関係を築くことで継続的な販売、営業促進効果を発揮する手法のこと。事業主と消費者の人間的な関係性に着目した新しいタイプの促進システムで、小売業やサービス業はもとより、建築業、製造業など営業全般に有効とされています。同商工会は、リピート率を高めるPDMSの活用実例を紹介するだけでなく、参加者らに実際にオリジナルのPDM(似顔絵名刺&ダイレクトメール)を作成しもらうため、同セミナーを2回に分けて計画。1回目となった1日のセミナーでは、講師に招かれた同研究所副所長の小木曽サカエ氏が、売れない時代に勝ち残るための新たな固定客化システムについて詳しく紹介。低コストによる確実な販促効果を実感しようと、参加者らは熱心に耳を傾けました。

 講演の中で小木曽氏は、不景気と売上不振は関係がなく、消費者に対して的確な販促アプローチができていないのが売上不振の最大の原因と参加者らに説明。体力の劣る中小企業にとっては、品ぞろえや価格の争いではなく人で差別化を図ることが最善の策であり、それは取りも直さず自分を相手に売ることだと自論を展開し、「モノを売る前に自分を売る」。PDMは自分を売るためのツールであると解説しました。また、PDMには事業主らの似顔絵とともに、時候の挨拶に始まり、経営方針や夢にいたるまで自らをアピールする原稿が必要であることが説明され、そのための10年後を見すえた経営プランのシート作成が宿題という形で参加者らに与えられました。セミナー終了後、参加者は全員、似顔絵のイラスト原稿を作るための顔写真を撮影。次回のセミナーでPDM作成の実習を行う予定で、参加者らはそれぞれが作った似顔絵名刺、ハガキをもとにその活用と応用などについて具体的に学ぶことになります。このセミナーを企画した同商工会経営指導員の榎幸男さんは、「セミナーで良い話を聞けても、それを行動に移すことのできる人は少ない。今回は参加者自ら講習内容を実践し、従来のセミナーにはない効果を実感できることがポイント」と語り、参加者らの積極的な姿勢と、それに伴う持続的な繁盛に期待を寄せているようでした。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

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