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合併後の地域あり方探る(賀茂郡福富町)

[これからの地域づくりに積極参加してもらおうと、商工会が会員を集めセミナー開催]

セミナー・プロジェクト

なし

広大助教授がより良い地域づくりについて会員らに提言

 賀茂郡福富町の福富町公民館で先月26日、市町村合併の中での地域の魅力を探る「市町村合併セミナー」が開かれました。このセミナーは、1年半後、東広島市となる同町が合併を機に、これまで以上に活性化し魅力ある地域になるためにはどのような産業振興や地域づくりが必要かを考えようと福富町商工会が企画したもので、地元の商工会員ら25名が参加。行政主導ではなく、民間の立場から合併効果などについて話し合うことで、地域住民や企業に地域づくりに積極参画してもらおうと設けられた場で、今後の地域づくりに向けて活発な意見交換などが行われました。

 セミナーではまず、講師として招かれた広島大学の橋本康男助教授が“東広島市福富町の地域と産業”をテーマに講演。橋本助教授は、8月下旬から9月中旬にかけて県央1市6町の企業28社を巡回訪問。講演の中で橋本助教授は、その調査結果を報告とともに、商工会議所と商工会による役割分担の重要性など広島中央地域における産業振興のビジョンについて語り、会員から事前にアンケートを行っていた質問事項についての見解などを述べました。なかでも同町のガーデンパーク化をめざし、それについてのアイデアを出した人を表彰するといった会員の意見を評価し、「地域づくりは押し付けられるものでない。構想実現に向けて住民一致で臨むことが必要」などと会員らを激励。その後の意見交換会では、これからのより良い地域づくりに向けてのヒントを得ようと、地元の有志組織代表者による、自らのグループを生かした産業振興策にはどのような手立てが有効かといった質問をはじめ、合併に伴う事業の転換期に事業者にはどのような決断が必要なのか、さらに地域の教育問題についてなどの意見と具体的な回答を求める声が数多く上がりました。セミナーを企画した同商工会経営指導員の渡川誠之さんは会員らの積極的な声を耳に、住民参画の新たな地域づくりに手ごたえを感じた様子で、「合併に向けて絶えずこうした緊張感を持つことが必要だと感じた」と語り、より会員に役立つ事業、支援の道を大いに探っていきたいとこれからの抱負を聞かせてくれました。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

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