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港町の歴史文化の魅力発信へ(呉市下蒲刈町)

[島内各所の観光・文化施設で、ふるさとの魅力を紹介する観光キャンペーン始まる]

地域イベント

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名品展とともに茶陶展などを開催する蘭島閣美術館

 今年4月、呉市と合併した下蒲刈町は古来より瀬戸内海の海上交通の要衝として栄え、江戸時代には朝鮮王朝からの使節団、朝鮮通信使を迎えた港町です。こうした歴史を背景に、文化と歴史の掘り起こしを進めてきた同町で今月26日(金)から、“瀬戸内の秋! もてなしの空間へようこそ!”をテーマにした観光キャンペーン「下蒲刈~文化と歴史の祭典」がスタートします。同キャンペーンは、地域における創造的で文化的な活動のための環境づくりを推進するとともに、地域の芸術文化について理解を深めてもらうことを目的に行われるもので、約2か月間にわたって、同町の観光・文化施設などでさまざまなイベントが繰り広げられます。

 平成3年の開館以来、わが国の近代美術史上重要な作家の日本画や油彩画を中心に収集を行う蘭島閣美術館では、同館の絵画コレクションおよび寄託作品の中から約150点の佳作を厳選して紹介する“蘭島閣美術館所蔵名品展”を、前期(~10月24日(金))と後期(~11月24日(月))の2回に分けて開催。同町の観光名所で、日本で唯一の独立した朝鮮通信使資料館である御馳走一番館、日本・中国・朝鮮の陶磁器を展示した陶磁器館、江戸時代の御番所を再現した蒲刈御番所などかならなる松濤園では、“松濤園名品展”として、同館が所蔵する作品の中から貴重な資料を厳選して公開すると同時に、陶磁器館において古伊万里を中心に初期伊万里、柿右衛門様式、鍋島様式などの名品を紹介する特別展を、同じく前期と後期に分けて開催します。また、キャンペーン最初の週末となる今月28日(日)には、先人の知恵と昔ながらの製法によって生まれた塩づくりが体験できる“姫ひじき塩づくり体験”(梶ヶ浜観松園)、身近な生物の観察や採集を通して、自然と生物の関わりなどを学べる“ふれあい海岸教室”(貝と海藻の家)などが行われ、その後も、昆虫の家での“ふれあい昆虫教室”(10月4日(土))、同キャンペーンのハイライトとなる“朝鮮通信使再現行列イベント”(10月26日(日))など、期間中、島内各所で多彩なイベントの開催が予定されています。そのほか、下蒲刈の秋をテーマにした写生大会、蘭島閣ギャラリーコンサート、松濤園秋の茶会など子どもから大人まで楽しめる催しが盛りだくさんで、下蒲刈町商工会経営指導員の蒲田勝久さんも「文化の薫り高い下蒲刈のすばらしさを、この機会に堪能してもらいたい」と広く参加を呼びかけています。同キャンペーンは11月24日(月)まで開催。みなさんも期間中に一度、下蒲刈へ足を運んでみませんか。

●お問い合わせ/下蒲刈町商工会 TEL(0823)65-2522

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