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歴史を生かして町おこし(山県郡芸北町)

[ふるさとの古戦場を舞台に、往時の戦いをテーマにした幻想的な催しを開催]

地域イベント

なし

甲冑武者による勇壮な手筒花火はイベントのハイライト

 山県郡芸北町の雄鹿原地域は、1421年(応永28)から安芸国太田・奥山庄の地頭職、栗栖家と、石見国今市城主の福屋氏との領地争奪戦が8間年続いた“雄鹿原合戦”の古戦場として知られています。戦いでは福屋勢が松の木に松明を結んで軍勢を多数に見せかけた戦術、火牛の計により栗栖勢を攻めたという云い伝えが残されています。同町ではふるさとの歴史を後世に伝えるとともに、それによって地域住民の文化的な活性化と町おこしを図ろうと毎年秋、この雄鹿原合戦をテーマにした催し「乙九日(おとぐんち)炎の祭典」を開催しています。合戦での松明攻めにちなんで地域内の道路約5kmに松明を灯し、城岩と亀山八幡神社をライトアップして伝統芸能などを繰り広げるもので、今年も9月27日(土)、県北・雄鹿原の地にこの絢爛豪華な歴史絵巻が再現されます。

 イベントのメイン会場となるのは、同町宮地の亀山八幡神社。イベントは、午後3時30分から“ひろしま県民文化百選”に指定される御神幸により幕開け。続いて、神社舞殿での県民踊や地元の中高生らによる神楽の奉納などが行われた後、午後6時30分に煙火が打ち上げられ、約5kmの松明ロード、城岩にいっせいに灯が点されます。その後、ライトアップされた亀山八幡神社が闇夜に浮かび上がり、幻想的な灯に照らされたなかを武者・松明行列が練り歩きます。午後7時、甲冑を身にまとった武将らが神社の特設会場へと入場。火牛の舞が行われ、勇壮な雄鹿原太鼓が披露されます。さらに、打ち上げ花火が初秋の夜空を彩るほか、よろい武者による手筒花火、三つ葉太鼓などの華麗な太鼓歌踊が繰り広げられるなど、亀山八幡神社に当時の歴史絵巻が鮮やかによみがえります。また、芸北町商工会青年部や女性部らも出店に協力する各種模擬店やバザー、お楽しみ抽選会も行われるなど、厳かな雰囲気の中にもにぎやかにお祭りは行われることになりそうです。「爽やかな秋を迎えた高原の町で、歴史をしのばせる芸北ならではの催しを楽しんでもらいたい」と、同商工会経営指導員の中祖平雄さん。みなさんも、古戦場に松明が舞う幻想的な時代絵巻に酔いしれてみませんか。

●お問い合わせ/芸北町商工会 TEL(08263)5-0633
●お問い合わせ/芸北町観光協会 TEL(08263)5-0838

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