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歴史の町並みに往時の活気取り戻す(甲奴郡上下町)

[にぎやかなパレードや花火大会で夏の夜を彩る、商工会主催のお盆恒例のイベント]

地域イベント

なし

上下の真夏の夜空を2000発の花火が彩る

 江戸幕府により18世紀初頭に天領に指定され、代官所が置かれた甲奴郡上下町。県東部、福山市と三次市を結ぶほぼ中間点に位置するこの町は、かつて山陽・山陰を結ぶ石州街道の宿場町としてにぎわい、石見銀山の銀の集積中継地として栄えてきました。古い町並みには今もその面影が残されており、当時をしのばせる土蔵造りの白壁やなまこ壁、格子戸の家々などに歴史と文化が薫ります。約1kmあまりの街道筋は本町通りで、現在は商店街となっていますが観光客の姿もまばら。かつてのにぎわいを想像することは今では困難となりました。この歴史と現代が交錯する、古き良きふるさとの商店街に新たな活気とにぎわいを呼び込もうと今月15日(金)、同町の上下町商工会が中心となり、地元商店街の活性化と伝統あるふるさとの魅力を引き出すための「じょうげ花火まつり」を開催します。同イベントは長年、商工祭の名で地域に親しまれてきたお盆恒例のふるさと祭りで、4年前に名称も新たに祭りの装いを一新。夏の風物詩である花火大会をメインに、よさこいソーランなどのパレードやビアガーデンといった盛りだくさんの催しで、夏の暑さを吹き飛ばすにぎやかなイベントとして生まれ変わりました。

 当日は午後6時から同10時まで、商店街一体が歩行者天国に。沿道をたくさんの人が埋めるなか、町内9団体、約260名のパレードや踊りが商店街にいっせいに繰り出し、約2時間かけて通りをにぎやかに練り歩きます。同商工会では一昨年から祭りの活性化を図ろうとよさこいを取り入れており、それにより祭りのパレードも年々盛大になってきました。今回のイベントでは、同商工会が新たな町おこしにと考案した、同町に古くから伝わる上下音頭によさこい風アレンジを加えた“上下音頭ニューバージョン”の披露が予定されるなど、パレードは例年以上の盛り上がりが期待できそうです。メイン会場となる上下町中学校ではパレードの紹介と表彰などが行われるほか、各種ステージ行事、商工会青年部によるビアガーデンなどが開かれ、盆踊りに大きな人の輪ができます。イベントを締めくくるのは、午後9時から始まる恒例の納涼花火大会。上下運動公園から打ち上げられる2,000発の花火が、夏の夜空に大輪の花々を咲かせます。この花火大会は近郷の名物として知られており、2,000発もの大連続打ち上げが観衆を魅了するとともに、華やかにイベントのフィナーレを飾ります。「地域の人々は早くから新たな上下音頭の練習に取り組んでいる。飛び入りなどはできないが、恒例のパレードに代表される上下ならではの夏祭りを多くの人に堪能してもらいたい」と、同商工会経営指導員の藤村寿昭さん。みなさんも、上下の夏を華やかに彩る花火まつりに参加してみませんか。また、商店街の仙田宅別邸では、協賛行事として商工会女性部による刺し子教室も行われますので、こちらもお見逃しなく。

●お問い合わせ/上下町商工会 TEL(0847)62-3504

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