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町の伝説にちなむ盛夏の恒例行事(比婆郡西城町)

[ユニークなイベントを通じて、商店街の活性化や地域のにぎわい創出を図る]

地域イベント

なし

ふるさとの夏をにぎやかに彩る催しが盛りだくさん

 幻の類人猿、“ヒバゴン”。広島の方であれば、その名を一度は耳にしたことがあるでしょう。とくに30代から上の世代の方には、懐かしい響きではないでしょうか。昭和45年(1970)夏、比婆郡西城町油木地区の山ろくで身長1.6m、逆三角形の顔にゴリラのような体つきの生き物が目撃されて以降、謎の怪物の目撃情報が相次ぎ、マスコミが押し寄せるなど全国的な話題となりました。その正体はいまだに謎に包まれたままですが、町の観光パンフレットや町内各所でマスコットキャラクターを目にすることができるほか、ヒバゴン饅頭やヒバゴンみそ、ヒバゴン丼といった特産品などヒバゴンは同町の名物となり、まぎれもない文化となって今に息づいています。同町の西城町商工会では10年前、地域で古くから行われてきたお盆の夏祭りの装いを一新し、その伝統行事を都市との交流を深いめるための新たなにぎわいの場にしようと、ヒバゴンの名にちなんだ「ヒバゴン郷どえりゃあ祭」なるイベントを立ち上げました。ヒバゴンにちなんだユニークなイベント事業によって、商店街の活性化やにぎわいを創出しようと始められたもので、都会から帰省する人たちと一緒に祭りを楽しもうと毎年8月13日のお盆に実施されています。同商工会と町観光協会の共催による、同町に盛夏を告げるこのお盆の恒例行事が今年も今月13日(水)、同町中心市街地の茶飲みんさい通り夢公園周辺で開催されます。

 “どえりゃあ”というのはこの地方の方言で、標準語でいう“もの凄い”といったような意味。その言葉どおり、同イベントは市街地を数百人が練り歩くパレード、商店街のショーウインドーを地元アーチストの作品で飾る街かどギャラリー、西城川に輝く3,000個の灯篭、山の端を照らし出す花火などに彩られた、エキサイティングでバラエティに富んだお祭りです。お盆の帰省客も数多く参加して、「町の人口の3、4倍もの人々がにぎわいを創り出す」と、同商工会経営指導員の藤井達司さん。午後5時までは、子どもたちを対象とした魚のつかみどり大会、子ども大抽選会をはじめ、茶飲みんさい通りを中心に各種出店、特産品の市などが軒を連ねて祭りを盛り上げます。その後は、尾道ばやしやよさこいなどの行列が通りを練り歩くどえりゃあ囃子パレード、夏の風物詩である打ち上げ花火が行われ、祭りはクライマックスを迎えます。西城河の川岸には夕方から灯籠が設置され、幻想的な色彩が川面を照らし、開明橋東側に上がる約1,000発の花火はその迫力と美しさで近年評判を集めています。「沿道を埋め尽くす出店やパレード、フィナーレを飾る西城神楽愛好会による大黒舞、餅まきなど、帰省客とともにふるさとの祭りを堪能し夏のひとときを楽しんでもらいたい」と藤井さんも広く来場を呼びかけています。みなさんもぜひ、西城町の夏祭りにご家族そろってお出かけください。

●お問い合わせ/西城町商工会 TEL(08248)2-2904

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