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温泉街にホタルが乱舞(佐伯郡湯来町)

[自然愛護を呼びかけようと、温泉旅館などがホタルをテーマにしたイベントを開催]

地域イベント

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 護岸工事や河川開発などで水辺の生き物は昔に比べて激減しています。水辺の代表的な生き物であるホタルは、今では自然環境の現状を知るバロメーターともいわれています。各地で自然環境が減少していくにつれ、ホタルの生息できる地域も少なくなりつつあり、実際にホタルの姿を見たことのない子どもたちも多いことでしょう。そうしたなか、全国各地でホタルが棲めるような自然環境を取り戻し、それを保護する活動が盛んに行われています。中国山地の山あいに開けた佐伯郡湯来町でも、地域住民たちによる環境保全、自然愛護によって、湯来温泉周辺や町内を流れる河川の一部地域で自然繁殖したホタルの飛翔を鑑賞できるようになりました。湯来温泉旅館組合などでは毎年この時期、自然環境保全の一環としてホタルが生息しやすいよう河川の清掃に努めるとともに、ホタルをテーマにしたイベントを開催し、訪れる観光客らに自然愛護を訴えています。今年で13回目を迎える「湯来温泉ホタルまつり」で、温泉を楽しみ、涼を呼ぶせせらぎの音を耳にしながら、川原に点滅する自然繁殖したホタルの光を眺める湯来ならではの初夏の楽しみを満喫しようと、毎年5,000人を超える人が訪れるこの人気の催しが今月29日(日)、同温泉街一帯で盛大に開催されます。

 イベント会場となる温泉街では、子どもたちを対象とした魚釣り大会や魚つかみ取り大会、温泉ペア宿泊半額券などが当たる餅まきといったイベントが盛りだくさん。午後3時からは湯来西公民館で下五原神楽団による神楽上演、凛凛太鼓などの伝統芸能が披露されるなど、この日は温泉街一帯が祭り一色に染まります。その後、辺りがすっかり夜の闇に包まれると、温泉街を流れる川の水面にはいくつもの光が映し出されるように。水内川、打尾谷川それぞれの飛翔区域へと足を運べば、夜の闇に幻想的な光を灯すゲンジボタル、ヘイケボタル、珍種のヒメボタルたちの乱舞を心ゆくまで楽しむことができます。ホタルまつり当日、先着500名に国民宿舎湯来ロッジ、みどり荘、藤の家、河鹿荘の温泉入浴が無料になる入浴券のプレゼントがあります。また、各旅館では現在、温泉の日帰り、宿泊利用が手軽に楽しめる“温泉とホタルパック”を実施中。7月15日(火)までの間、夕食と入浴のセットが1人3,500円(2名以上)の格安料金で楽しめる日帰りプラン、1泊2食の料金が通常よりもグンと安くなった宿泊プランなどが用意されています。「ホタルの飛翔期間は7月中旬まで。役場近くのしあわせ観音、穴坊などでもホタルの鑑賞が楽しめますよ」と、湯来町商工会経営指導員の木下なおみさんも広く来町を呼びかけています。みなさんもこの機会に、湯来温泉に足を伸ばして初夏の涼味を満喫してみてはいかがでしょうか。詳しくは、お電話でお問い合わせを。

●お問い合わせ/湯来温泉ホタルまつり実行委員会(みどり荘) TEL(0829)85-0321
●お問い合わせ/湯来町商工会 TEL(0829)83-0306

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