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初夏の風物詩と伝統芸能を満喫(高田郡高宮町)

[ホタルの乱舞と神楽の共演を楽しみながら、ふるさとのすばらしさを感じてみよう]

地域イベント

なし

神楽大会では高宮ならではの伝統の民俗芸能が楽しめる

 ホタルの季節がやってきました。桜前線さながらに北上するホタル前線は、日本的な初夏の風物詩ともいわれています。それに合わせて広島県内でも、ホタルを楽しむためのイベントの開催が各地で予定されています。中国山地の山懐、高田郡高宮町では毎年6月、都市と田舎の交流の場として、ホタルをテーマにしたまつりが盛大に行われています。同町の清流の里と呼ばれる川根地区で開かれる「川根ほたるまつり」。島根県との県境に位置する同地区の宿泊・研修施設“エコミュージアム川根”周辺で行われる催しで、ゲンジボタルが乱舞する6月、この施設を中心に自然生態学習、環境の現地学習についての展示会をはじめ、郷土料理、郷土芸能などが披露され、幻想的な光を放つホタルの観賞とともにお祭りを楽しもうと町内外から多くの人が訪れています。このほたるまつりは、自然と人間の共生をテーマに、同地区の特徴を生かした住民参加の地域づくりを目的に行われるもので、広島の都市部などにおいても広く知られるようになり、山村住民と都市住民が参加し、ふるさとの豊かな自然をともに楽しむことは、山村景観の保全や地域の活性化につながるものと大いに期待されています。イベントでは、環境保護パネル展などの各種展示会をはじめ、かがり火の中で繰り広げられる大神楽の神秘的な世界が楽しめるほか、“ふるさと庭先あじめぐり”として、ほたる寿司やアユ寿司、ユズ産品といった同町自慢の特産品の販売などが行われる予定です。もちろん、初夏の夜空を優雅に舞うホタルの幻想的な輝きも心行くまで満喫することができそうです。

 また、翌22日(日)には、同町佐々部の高宮ハーモニー広場(高宮町役場隣)で、伝統芸能が盛んな同町ならではの「高宮神楽公演大会」が開催されます。同町は県内で最も神楽が盛んな場所のひとつとして知られ、現在、同町では6つの神楽団が郷土の伝統を受け継いで、県内外で精力的な活動を行っています。各神楽団はいずれも上演可能な古典神楽の演目として12曲以上を保持するなど、レベルの高いことでも知られ、うち2団体は演目指定、4団体は古典神楽保持団体として県の無形民族文化財の指定を受けています。この大会は町内6団体による神楽の上演会で、町内3子ども神楽も上演。伝統芸能である神楽の保存と伝承を目的に平成6年に第1回大会が行われ、今回が節目の10回目。奉楽・舞子・見る者が三位一体となる雰囲気は、今回も見る人々を魅了してくれることでしょう。「この町の豊かな自然と伝統文化。今週末に相次ぐ2つの大きなイベントを通じて、多くの人に高宮のすばらしさを知ってもらいたい」と、高宮町商工会補助員の菊野康司さん。みなさんもこの週末は高宮へと足を伸ばして、ふるさとならではの自然と文化を存分に満喫してみませんか。なお、神楽大会は午前10時30分開演、午後6時25分終演予定です。

●お問い合わせ/高宮町商工会 TEL(0826)57-0296

第10回高宮神楽公演大会開催演目

①10:30~11:00 神降ろし/山根神楽団
②11:05~11:50 宮本左門之助/梶矢神楽団
③11:55~12:40 八岐大蛇/原田子ども神楽同好会
④12:45~13:30 葛城山/佐々部神楽団
  13:35~13:50 あいさつ
⑤13:55~14:40 下り八島/羽佐竹神楽団
⑥14:45~15:30 山伏/来女木神楽団
⑦15:35~16:20 桜井の駅/原田神楽団
⑧16:25~17:10 悪狐伝/羽佐竹神楽少年団
⑨17:15~17:50 八岐大蛇/山根神楽団

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