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伝説の観音堂で落慶法要(比婆郡口和町)

[江戸期からこの地にあるお堂の改築を記念し、めずらしい行事も復活]

地域イベント

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鮎の里公園入り口にある持ち揚げ観音

 比婆郡口和町の藤根川と西城川が合流する高瀬地区の山麓に、観世音菩薩を安置するお堂があります。いつのころから安置されているか明らかではないのですが、寄進物から推測し、天保3年(1832)以前に安置されたものとされています。人呼んでこれを“持ち揚げ観音”といい、かつて近郷各地から多くの信者が参拝し、とくに世情不安定なときほどその数が多かったとか。近年では、昭和12年ころから第2次世界大戦直後の不安定な時期に多くの参拝客が訪れ、最も多いときは1日数百人を数え、たくさんの出店も出ていたといいます。伝えられるところによると、この観音さまを一心に信仰し願いをかけ、仏像を持ち揚げてみて「軽く感じるならその願いごとは叶い、逆に重く感じるようなら叶わない」といわれています。

 そんな言い伝えが残る持ち揚げ観音堂がこのほど改築され、その落成を記念して今月13日(日)に「落慶法要」が営まれることになりました。当日は、数十年ぶりに行われる大数珠送りや餅まきで、参拝する人々の健康と幸せを祈願します。観音堂は、同町の代表的な観光スポットとして知られる鮎の里公園入り口に位置。「なかでも大数珠送りはめったに見ることのできないもの」と、同園支配人も広く来園を呼びかけています。大数珠送りとは、車座になって念仏を唱えながら巨大な数珠を回し、自分の手元に回ってきた大きな珠を額に当てるようにして拝むことで、1年の無病息災を祈願する行事。みなさんも落慶法要に参加して、今年の幸せをお祈りしてみませんか。また、同園は同町唯一の宿泊施設を備え、泊りがけで豊かな自然を満喫できるほか、天然の鮎料理や比婆牛など口和の名物料理が味わえる場所として人気の施設。この機会に、口和での楽しい1日を満喫してみてください。

●お問い合わせ/鮎の里公園 TEL(08248)9-2244
●お問い合わせ/口和町商工会 TEL(08248)9-2325

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