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霊場は春らんまんの花盛り(世羅郡甲山町)

[町の繁栄の基礎となった今高野山を舞台に、楽しい企画を満載した春まつり開催]

地域イベント

なし

今高野山ではまもなく桜が満開に

 鎌倉時代、紀州高野山領太田庄の政所寺院として栄えた世羅郡甲山町の今高野山。弘法大師の開基と伝わる、真言密教の霊場として発展した今高野山龍華寺をはじめ、十二院が一山をなしていたというそのたたずまいは、千古の歴史を今にしのばせています。鎌倉初期の秀作とされる木造十一面観音立像など多数の寺宝を収蔵庫に所蔵するとともに、大師堂や安楽院、結界石など龍華寺ゆかりの史跡も数多く点在。ここ今高野山は、古美術のギャラリーともいわれています。龍華寺とその周辺に広がる憩いの森では今、約500本の染井吉野、八重桜が満開を迎え、連日多くの花見客でにぎわいを見せています。この桜が美しく咲き誇る今高野山を舞台にして今月13日(日)、同町の春を彩る「大田庄春らんまん祭」が開催されます。このイベントは、甲山町商工会青年部が中心となって毎年行う恒例の催し。もともとは合併の早期実現をめざし、世羅町商工会青年部と合同で行われていたものですが、合併の基本計画ができたことで目的は達成されたとして3年前、合同での開催は中止に。ですが、古くから親しまれてきた祭りの灯を消すのはしのびないとの地域住民の声に後押しされ、同青年部では町内のショッピングモールなどに会場を設け、引き続き単独でイベントを行ってきました。今回は、この祭りの原点である今高野山に場所を戻し、イベントを開催。同青年部では、同町繁栄の基礎となった今高野山の歴史を再認識してもらうとともに、地域の子どもたちの思い出づくり、地域住民と商業者とのふれあいの場づくりなどに役立ててほしい考えです。

 当日は、春を彩る楽しい企画がいっぱい。小世良神楽同好会による神楽の奉納や瀬戸内源流太鼓の演奏といった伝統芸能をはじめ、地元の高校生などによる吹奏楽、バンド演奏などが春の今高野山に高らかにこだまします。うららかな春の日差しのなか、桜を眺めながらゆっくりとくつろげる野点のお茶会、子どもたちを対象にした木工教室や各種アトラクションも用意され、子どもから大人まで盛りだくさんの企画で1日を楽しむことができます。「個人的に楽しみなイベントといえば、山口町長の似顔絵コンクール」と、同商工会経営指導員の進藤大輔さん。これは、来賓として当日会場を訪れる山口寛昭町長をモデルに参加希望者らがその似顔絵の腕前を競うコンテストで、地域の人々がふだんふれ合うことのない町長とコミュニケーションを図ることのできる格好の場であると進藤さんは期待しているようです。「このほか、弘法大師ゆかりの銘菓、唐まんじゅう早食い大会などの楽しい催しがいっぱいの今高野山の春祭りに、たくさんの方に参加してほしい」と、進藤さんも今からその開催が待ち遠しいようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

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