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手塩にかけたかたくりを公開(高田郡向原町)

[地元住民が管理する花園で手づくりのイベントともてなし]

地域イベント

なし

4月初旬、地元住民が丹精込めたかたくりが見ごろを迎える

 高田郡向原町で花の町をテーマに町おこし活動を推進する“グループ夢語苟里”が、今月29日(土)から来月6日(水)まで9日間の日程で、同町のかたくりの花の自生地などで恒例の「かたくり祭り」を開催します。会場となるのは、同町長田川之内のかたくりの里ほか、向原丸山公園、寺山の自生地など3か所。同町はカタクリ群生のほぼ南限にあたり、例年3月下旬から4月中旬にかけての約3週間、町内の各自生地で可憐な花を鑑賞することができます。これらの自生地は長年、地元住民のボランティアによって維持、管理されてきました。メイン会場となるかたくりの里は27年前、住民の一人が花園を開いたのをきっかけで、その後花園の管理に加わった住民ボランティアらが同町をかたくりの里として広くアピールするとともに、町外などから観光客を呼び込もうと8年前にイベントの開催を企画。丹精込めたかたくりの開花期に合わせ、自生地の一般公開などを行っています。昨年、期間中の9日間に3万6千人の観光客を集めた同グループは、今回4万人の参加者を目標に広く来場を呼びかけています。

 広さ約5,000平方メートルのかたくりの里には現在、4万本近くのかたくりが群生。かたくりの里を管理するグループ夢語苟里は、男性8名、女性16名で組織するボランティアグループで、美しい花を咲かせようと年4回の大芝刈りはじめ、里に生えるアザミ、ウバユリの除草や落ち葉掻きなどを丹念に行ってきました。1月末にはイノシシを駆除するための連柵を張りめぐらすなど、「1万2千年前からこの地に咲く、氷河期を乗り越えた花」の今年の成長を楽しみにしていました。かたくりの花は今、つぼみが咲きそろい始めたところ。同グループ事務局長の増上正典さんは、4月4日前後がいちばんの見ごろと見ているようです。園内には手づくりの遊歩道や夢かたくりの家(イベントハウス)が整備されており、今年に入って遊歩道が改修されたことで車イスでの鑑賞も楽しめるようになりました。また、かたくりの家で同町の特産品や同グループ自慢の“男味”のうどん、そばが販売されるほか、園内のレンゲ田に設営されるお抹茶屋台で抹茶のもてなしを受けることもできます。さらに、かたくりの里にほど近い、同町出身の画家、故・和高節二氏の生家で同期間中、同画伯の「里がえり展」が、農村交流館やすらぎにおいてもかたくりちぎり絵展などのイベントが予定されています。「かたくりの花を通じて、観光客の方とスタッフの交流を深めることがいちばんの目的。みなさんが感じたことを詩、短歌などに託し、らくがき帳に書き込んで私たちに聞かせてほしい」と増上事務局長。なお、ご来場の際は、会場付近の農村交流館やすらぎの駐車場をご利用ください。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227

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