アクティブニュース

全てみる

春一番を告げる花祭り(甲奴郡総領町)

[多彩な催し通じて日本一のセツブンソウの自生地を町内外に広くアピール]

地域イベント

なし

セツブンソウで町おこしを図る

 日本固有の可憐な野草で、関東北部以西に自生するセツブンソウ。本州、四国地方の落葉樹林下に自生し、地面から10cmほど伸びた茎に白色五弁のがくを付けるキンポウゲ科の球根植物です。雪の残る時期に芽を出し、節分の頃に花開くことからこの名が付けられ、甲奴郡総領町はその日本一の自生地として知られています。セツブンソウは下草を刈らなければ育たないことから、人間と自然が一体となって咲かせる希少な植物ともいわれており、同町では人と自然が共存する里山文化の象徴として町の天然記念物にも指定されています。昭和61年、上下自然愛好会のメンバーによって同町に自生地があることが確認された後、耕地が少ないという悪条件のなか、下草を続けた町民の力が同町を“節分草日本一”の町としたのです。同町には現在、20数か所の自生地が確認されており、総領町商工会が中心となって結成した保存会が平成8年から7か所の自生地を一般に公開。今年は15日から一般公開が始まり、山あいの町に春一番を告げる花は町民や愛好家らの目を大いに楽しませています。

 セツブンソウは例年、2月中旬に開花、3月中旬まで花を咲かせます。同町では毎年、セツブンソウがいちばんの見ごろを迎える3月上旬、この花をテーマにした町おこしイベントとして「節分草祭・名人市」を開催しています。節分草教室や節分草俳句会、名人市などの催しを通じてセツブンソウを町内外に広くアピールするイベントで、今年も3月9日(日)、同町下領家の道の駅リストアステーションをメイン会場に、同地区の節分草自生地などで今年で7回目となる同イベントが開催されます。当日は、恒例の節分草教室や絵はがき制作、種子から育てたセツブンソウの限定販売、鉢植えの中に小さな自然を再現する山野草寄せ植え教室をはじめ、特産品販売やビンゴゲームといった盛りだくさんの催しを企画。また、3月16日(日)までの公開期間中、ボランティアガイドによる自生地案内やセツブンソウグッズの販売が連日行われるほか、セツブンソウに親しみながら撮影テクニックを学ぶ写真講座、自生地までのハイキングを楽しむ観察会、絵手紙講座や俳句会などのさまざまな催しが週末ごとに予定されます。みなさんもこの機会にぜひ、山あいの町に春を告げる可憐な花に親しんでみませんか。なお、自生地の公開に合わせて現在、同町に咲く山野草をテーマにした絵手紙・写真作品を募集しています。詳しくは、下記までお問い合わせください。

●お問い合わせ/総領町商工会 TEL(082488)2127
●お問い合わせ/総領町企画振興課 TEL(082488)3064

このサイトを広める