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輝く地域で子育てを(世羅郡甲山町)

[子どもたちにふるさとを愛する心を育んでもらおうと、イルミネーションを設置]

地域イベント

なし

子どもたちがデザイン、設営した雪だるまとツリー

 世羅郡甲山町の宇津戸地区に毎夜輝く巨大イルミネーションが、地元の人々や道行くドライバーたちの目を楽しませています。同地区の農村広場斜面に設置されたこのイルミネーションは、地域の子どもたちが中心となって飾り付けを行ったもので、今回で8回目。同地区では古くから地域をあげて子どもたちの育成に取り組もうと、地元住民一致協力してさまざまな自治会活動を行っており、子どもたちに電飾の夢を描かせて、ふるさとを愛する心を育てようとイルミネーション事業が始められました。「輝く地域で子育てを、がモットー。子どもたちが主体的にこの事業に取り組むなかで、ふるさとを誇りに思う心が芽生えてくれれば何より」と語るのは、同地域の世話役の小川友規さん。農村広場斜面に描かれた馬、クリスマスツリー、雪だるまはすべて子どもたちがデザイン。一辺約20m四方の空間に、自ら切り出した竹で原型を描き、自分たちの手で電飾を設置しました。これに地域の大人たちが手伝いとして加わり、延べ日数10日かけて3体のイルミネーションが完成しました。「かつてこの事業に参加した子どもたちが、河川の浄化活動に立ち上がるなど、回を重ねるなかで彼らのふるさとを愛する意識は着実に高まっている」と、小川さんは地域あげての取り組みの成果に満足の笑みを浮かべていました。今回、多いときには約60名の住民が参加するなど、恒例となったイルミネーションの飾り付けは地域の絆を再確認する作業でもあるようです。

 イルミネーションが描かれているのは、国道184号線(石見銀山街道)沿い。同町の南の玄関口に位置し、地元住民はもちろん町を訪れるドライバーたちにも人気で、電飾が灯る間、農村広場斜面は人々から“ドリームヒルズ”と呼ばれるようになるのだとか。また、同地区は交通事故が多い場所でもあることから、イルミネーションに交通事故撲滅の願いを込めるとともに、交通事故発生件数の表示板を併設。これが、ドライバーたちの心にゆとりをもたらす結果につながっているようです。「これからの子どもたちにも、見る人の心が温まるような夢をこの丘に描き続けてほしいですね」と甲山町商工会経営指導員の進藤大輔さん。イルミネーションは午後6時から同11時までの間、夜空を彩り、今月15日まで点灯は続けられます。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

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