アクティブニュース

全てみる

伝統の風習を体験しよう(比婆郡口和町)

[ワラ人形を食べ物と交換するユニークな風習を人形づくりから体験]

地域イベント

なし

 県北の比婆郡に伝わる“とらへい”という風習、みなさんご存知ですか。お正月に牛馬の繁栄と安全を祈るためワラで牛馬型の人形を作り、それを食べ物と交換するという風習で、比婆郡の中でもとくに口和町だけに残るといわれています。毎年、小正月の前夜(1月14日)、同町では子どもたちが組を作って各戸を「トラヘイ、トラヘイ」と叫んで回り、民家の玄関をこっそり開けてワラ馬を投げ入れます。すると、家の人は「お馬さんが来た」と喜んでワラ馬を神棚に供え、その代わりにお盆に正月餅などを載せ差し出します。子どもたちは姿を見られないようにそれを受け取り、礼も言わず一目散に逃げ出すのですが、いったん姿を見られてしまうと待ちかまえている家人に水を掛けられてしまうのです。かつては中国地方の各地に多く見られた小正月の風習で、ワラを束ねた全長10~30cmほどのワラ馬が作られていたといわれています。

 古くから伝わるこうした伝統の風習を通じて郷土を思う心を培おうと今月11日(土)、口和町金田の金田憩いの家で「トラヘイ交流会」が開かれます。ワラ人形を食べ物と交換する風習を人形づくりから体験するもので、地元ふれあいグループの小林富子さんをインストラクターに迎え、同町に伝わるユニークなお正月の伝統行事を参加者同士で楽しみます。年が改まる夜、神が人間に祝福を与えるために来臨するという民俗的な信仰に基づいた同町ならではの風習を体験してみませんか。参加費用1,000円(宿泊者2,500円)。

●お問い合わせ/ふれあいグループ TEL(08248)9-2280
●お問い合わせ/口和町商工会 TEL(08248)9-2325

このサイトを広める