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ふるさとの故事にちなむ町おこし(豊田郡安芸津町)

[万葉の里に新たな地域文化の創造をめざし、各種参加体験型のイベントを行う]

地域イベント

なし

保野山の万葉火の点火は16日午後5時30分から

 万葉の里の保野山に“万”の火文字が赤々と浮かび上がることで知られる、豊田郡安芸津町の一大イベント「火とグルメの祭典 あきつフェスティバル」が今月16日(土)、17日(日)の2日間、同町風早の安芸津町民グラウンドなどで開催されます。遣唐使船の一行が風早の浦に船泊まりした夜に詠んだ歌が『万葉集』に記されていることから、万葉の里と呼ばれる安芸津。同イベントは平成2年、そのふるさとの故事にちなんで新たな地域文化を創造しようと地元有志らによって始められたもので、夜空や内海の水面を彩る火文字の風情と、同町ならではの味覚を堪能できることなどで人気を集めています。町内各地でふるさとの文化や特産を生かした見学、体験ツアーを組むなど、町民あげての取り組みは今年で13回目を数えるイベントへと発展し、毎年数万人の参加があるといわれています。メインイベントの“万”の文字焼きは、かつて狼煙を上げていた保野山に縦108m、横58mのスケールで火文字を灯すもので、瀬戸内海の水面に赤々と浮かぶ幻想的な火文字は比類のない美しさで訪れる人々を魅了する、同町秋の風物詩となっています。

 メイン会場となる町民グラウンドでは、万葉太鼓やリズム万葉灯行列、子どもみこし、願かけファイヤーをはじめとするふるさと芸能をはじめ、カキやジャガイモなど地元特産品の展示即売市、特産品を利用した料理の即売などが2日間にわたってにぎやかに繰り広げられます。町内各地に設けられたサブ会場(有料)では、じゃがいも堀りやみかん狩りが楽しめる“野の幸めぐり”(17日)、カキ船に乗ってカキの巻き上げ風景を見学し、かきめしなどを試食する“海の幸めぐり”(17日)、広島杜氏の里である同町の酒蔵見学や利き酒を楽しむ“杜氏のふる里めぐり”(16日)、歴史の面影を訪ねて歩く“万葉の里めぐり”(17日)などの各種体験交流が楽しめる予定です。また、安芸津町商工会青年部が17日、青年部イベントとしてマグロの解体を行い、格安で販売するほか、安芸津町と姉妹縁組を結ぶ口和町の商工会青年部もイベントに参加。口和町自慢の比婆牛モモの丸焼きの模擬店を出店するなどして、和牛の里の魅力を来場者らにPRする予定です。みなさんもこの機会にぜひ、安芸津に集うグルメの数々を楽しんでみてください。

●お問い合わせ/安芸津町商工会 TEL(0846)45-4141

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