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元気に育て、シャクナゲ(賀茂郡福富町)

[町の活性化をめざして、地元小学校に青年部員らが栽培ハウスを設置]

地域イベント

なし

写真はイメージです

 町花のシャクナゲをテーマに町おこしをめざす賀茂郡福富町で15日、福富町商工会の青年部員らがシャクナゲの苗を栽培するために完成させたハウスの披露式が行われました。近隣のシャクナゲ栽培施設へ視察研修を実施するなど、同商工会青年部は12年前から、広島県の天然記念物に指定されているクロボヤ峡のシャクナゲの保存、育成活動に取り組んできました。8年前からは、地域の子どもたちが自慢できるふるさとを実現するため共に力を合わせようと、地元の竹仁小学校の児童たちと合同でシャクナゲの種取り作業、苗床づくり、種まき作業などを行っています。このたび完成したシャクナゲハウスは、歴代の青年部員たちが取り組んできた活動をより具体的な形として残そうと設けられたもので、9名の青年部員が同小学校の校庭内にアルミ製のガラス張りで高さ2.5m、約3m四方のハウスを設置。ハウス内の鉄枠の棚やパネルなどはすべて部員らが手づくりしました。シャクナゲは種をまいて開花まで5、6年かかるといわれ、植え替えや花芽摘み、潅水、肥料などの管理もたいへん難しいことから、これまで実りある活動結果が残せないでいましたが、温度や湿度をコントロールしやすいハウスの完成によって多くの苗木が育てられるのではと期待が寄せられています。

 15日の披露式は、三善明町長や商工会職員をはじめ、国川清己部長ほか4名の青年部員、59名の全校生徒が参加して行われ、青年部員が設けた苗床に参加者一人ひとりがシャクナゲの種をまき、日本シャクナゲ協会広島支部の椎木建氏による記念講演会などが行われました。ハウス内には植え替えや鉢植え、芽摘み、せん定の時期などを記したシャクナゲカレンダーが用意されており、児童たちはそれを参考に、式当日に種をまいたシャクナゲをこれから大切に育てていきます。披露式に参加した商工会経営指導員の渡川誠之さんは、「(花が開くまで5、6年かかるため)入学する児童たちが植えた種は、彼らが卒業を迎えるころに花を咲かせる。それを記念に持ち帰ってもらい、家の周囲に植え替えるなどすれば町にたくさんのシャクナゲが花開くのでは」と、シャクナゲの町として同町がさらに活性化することに大きな期待を寄せているようです。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

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