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牛馬市のにぎわいを商店街に再現(御調郡久井町)

[中心市街地を舞台に牛にちなんださまざまな催しを繰り広げる]

地域イベント

なし

商店街に牛馬市のにぎわいがよみがえる

 御調郡久井町は日本三大牛馬市のひとつ“備後久井(杭)牛馬市”の発祥地として全国にその名を知られています。同町の牛馬市の歴史は古く、応和年間(961~963)のころ備後国御調郡江木村(現久井町)に創設されたと伝えられ、安芸、石見、備後、備中などから牛馬が集められ、最盛期には牛約5,000頭、馬約1,200頭が取り引きされていました。伯耆大山牛馬市に次ぐ全国第2の規模をもつ牛馬市としてにぎわいを見せていましたが、明治34(1901)年に山陽鉄道が下関まで開通したことで市場立地に変革が現われ、久井の牛馬市はしだいに衰微して昭和30年代に廃止されました。同町の大仙神社には、この一千年もの歴史を有する牛馬市の記念碑なども残されており、同町の久井商工会などでは3年前、郷土の歴史にちなむ牛馬市のかつてのにぎわいを中心市街地に再現しようと「ウッシッシ祭」を企画、開催しました。これが町の活性化につながるイベントとして話題を集め、今月20日(日)に第4回目となる同イベントが、同町江木商店街一帯を会場に開催されます。

 当日は、郷土芸能やステージショーを披露するメインステージイベント、パレードや食のイベント、牛そり逆転レースを繰り広げるストリートイベントなど、牛にちなんださまざまな催しが各会場で予定されています。商店街では午前9時から子どもみこし、仮装牛デコ、三原やっさ祭りなど各種団体によるパレードがスタート。メインステージでは午前9時30分の開会式の後、岩海太鼓や久井中学校の生徒たちによるブラスバンド演奏、牛うどん早食い大会などのステージイベントが始まります。なかでも見どころは、午後3時から商店街を舞台に、5人1組となって行われる牛そり逆転レース。150kgの米俵に牛のぬいぐるみを着た体重50kg以上の人が乗り、残り4人がそりを引くタイムレースで、同イベントの目玉として人気を集めています。また、久井の特産品や牛にちなむ模擬店46店が商店街に軒を連ね、往時の市場の活気を再現するフリーマーケット・食のイベントをはじめ、子牛やポニーとふれあえる模擬牛馬市などがにぎやかに行われ、当日は歴史民俗資料館(杭の牛跡記念館)が無料開放され、牛馬市の歴史をしのぶこともできます。みなさんもぜひ、久井のにぎやかなお祭りに出かけてみてください。

●お問い合わせ/久井町商工会 TEL(0847)32-6199

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