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伝統の夏祭りが装い一新(深安郡神辺町)

[由緒ある二上がり踊りに代わる新曲で町内のチームが踊りを競う]

地域イベント

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 武家的気品と庶民的哀調が交錯し、独自のリズムを構成する踊りで、江戸時代に江戸詰めの福山藩士によって持ち帰られたなどと伝えられる二上がり踊り(にあがりおどり)。備後地方に古くから伝わる伝統芸能であり、広島県東部の深安郡神辺町にもかつて神辺城が隆盛を誇っていた頃に城下に広まったといわれる神辺二上がり踊りが今日まで伝承され、無形民俗文化財に指定されています。同町ではこの伝統芸能の保存育成や郷土意識の高揚を目的に、地域の活性化を図るイベントとして毎年夏、「かんなべ夏まつり」を開催しています。二上がり踊りのグループなどが同町のメインストリートに繰り出し、にぎやかに通りを練り歩くお祭りで、今年で17回目を迎えるこの真夏の夜の一大イベントが今月27日(土)、同町川北の町道清藤赤地線(サンエスサンミネラル川北倉庫前~JA神辺)を舞台に開催されます。

 

 同イベントを主催する神辺町観光協会は今年、町の新たな名物にと、伝統の二上がり踊りに代わる踊り用の新曲「どんとケー神辺」を制作。ゆったりとした曲調の二上がり踊りとは対照的に、高知県のよさこい鳴子踊り、徳島県の阿波踊りを思わせるような軽快なテンポの曲が仕上がり、今年はこの新曲に合わせて町内の20チームが踊りの競演を繰り広げます。新曲名は備後弁で「どんとこい神辺」といった意味。同町の活気や元気の良さを印象づけようと命名されたもので、現代風にアレンジされた新曲のもと、これまでとはひとあじ違った踊りの披露に早くも期待が高まっています。また、今年は特別出演として430年以上の伝統を誇る三原やっさ踊りも参加。会場となる通りには露店、夜店が軒を連ね、黄葉山山頂からは800発の花火も打ち上げられるなど、神辺の一大イベントにふさわしい盛り上がりが今年も期待できそうです。みなさんもぜひ、ご覧ください。

 

●お問い合わせ/神辺町観光協会 TEL(0849)62-5034
●お問い合わせ/神辺町商工会 TEL(0849)63-2001

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