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昔ながらの管絃祭を再現(高田郡吉田町)

[川の中州に厳島明神を設置し、かがり火の中を毛利武者が練り歩く凝った演出が観客を魅了]

地域イベント

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毛利軍団を加えた、昔ながらの管絃祭

 奈良から平安時代にかけて、都の貴族たちの間では、河川に船を浮かべて楽しむ優雅な“管絃の遊び”盛行しました。今から約800年前、時の権力者・平清盛はこの風習を厳島神社に移し、遊びではなく厳島大神を慰める神事として管絃を執り行うようになりました。これが、五彩の幔幕や提灯で飾られた管絃船が雅楽を奏でながら、海上で華麗な王朝絵巻を繰り広げる厳島神社最大の神事として今に伝わる、旧暦6月17日の宮島管絃祭の始まりです。後年、現在の高田郡吉田町を本拠とした毛利元就の篤い厳島信仰などもあって、管絃祭と無縁に思える山あいの吉田の地にも、それに類する行事が古くから伝えられてきました。高田郡史には、大正時代以降、川舟や川の中州に神殿を設え、神殿正面に舞殿を設けて神楽を奉納したことなどが記されています。近年、古き良き伝統が風化の一途をたどるなか、同町では昔ながらの管絃祭を継承し、これを毎年の恒例行事として執り行ってきました。往時の面影を偲ばせるユニークな演出で知られる「吉田の管絃祭」です。毎年、集まった観客らを魅了する、同町が誇るこの伝統行事が今年も今月27日(土)に開催されます。

 

 同町の多治比川(稲田橋遊魚園付近)の中洲に厳島大明神を設置。一帯にかがり火を焚くなどして昔日の面影を甦らせます。さらに郷土色高めるため、毛利軍団をイメージした甲冑武者の演出がこれに加わります。午後7時00分からの吉田神楽団による管弦祭奉納神楽に始まり、毛利軍が演じる物語形式で祭りは進行。大河ドラマさながらの時代絵巻を繰り広げます。吉田共同福祉会館駐車場には午後5時から、ビアガーデンや縁日コーナーがオープン。吉例の富くじなども行われ、お祭り気分を盛り上げます。みなさんも、ほろ酔い気分で昔ながらの吉田の風情を味わってみてはいかがですか。

 

●お問い合わせ/吉田町産業振興課 TEL(0826)42-2111
●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

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