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年に一度の晴れの祭典(芦品郡新市町)

[千年余の時を経て、平安の昔から今に伝わる古式ゆかしい夏の風物詩]

地域イベント

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 備後の国の三大祇園社のひとつに数えられる芦品郡新市町の素盞鳴(すさのお)神社。奈良時代初期に編纂された『備後風土記』にもその名を記す、古い社格を誇る神社です。神社の本殿には伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の子であり、八岐大蛇退治で知られる素盞鳴命(すさのおのみこと)が祀られています。この由緒ある素盞鳴神社の祭礼のひとつとして有名なのが「祇園祭」。それを示す古文書が残されていないため定かではありませんが、平安時代中期の970年頃から始められたとされる伝統の神事です。千年余の時を経て、今も年に1度の晴れのお祭りとして地域の人々に愛されている同社の祇園祭は、毎年7月の第3日曜日を含む金、土、日曜日の3日間にわたって行われています。同町戸手・新市、府中市中須の3地区から3体の神輿が繰り出し、それぞれが華やかに各地区を巡幸するなど、古式ゆかしい夏の風物詩として毎年多くの観光客を魅了しています。

 

 今年の祇園祭の開催は7月19日(金)から21日(土)までの3日間。19日夜の前夜祭に幕を開け、翌20日に各地区の神輿がいっせいに繰り出します。御輿はいったん御旅山山頂へ運ばれ、最終日に神社境内に入場。40分おきに境内に入場した3体の御輿は本殿一帯を練り歩いた後、勇壮な喧嘩神輿を繰り広げます。素盞嗚命の御霊の乗り移った神輿と神輿の激しいぶつかり合いは祇園祭のハイライト。境内は興奮のるつぼと化すのです。平安の古くからこの地に脈々と受け継がれる伝統のお祭りを、みなさんもぜひ一度ご覧になってください。

 

●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

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